夫が別人のように豹変してしまいました。
あれだけ優しく子どものことも大切にしていた夫がものすごく冷たい態度を取るようになったんです。
どうやら夫には他に好きな人がいるようで・・・。
ご主人さんが奥さん以外の人を好きになってハマってしまうと、急に奥さんにとても冷たい態度を示すようになることがあるんですね。
その変化は奥さんの想像を遥かに超えることが多いので、まるで豹変したかのように感じることも少なくないようです。
奥さんにとってはものすごくつらい状況ですよね。
これはやはり深刻なご夫婦、恋愛上の問題となりますし、このような出来事をきっかけに別れに至るケースもあろうか、と思うのです。
ただ、だからこそ「関係を壊したくない」というお声もカウンセリングの現場に届いているところです。
そこで今回は「夫が他の異性を好きになり、まるで豹変したように冷たくなる理由」と、その対処法について解説していきたいと思います。
夫が冷たい態度を取る理由
さて、まずは「夫が冷たい態度を取る理由」について考えていきたいわけですが、代表的な理由としては以下のようなものが考えられます。
夫婦関係の変化によるもの
結婚生活が長くなるにつれて、お互いの存在に慣れてしまい、新鮮な気持ちを維持することが難しくなることがあります。
また、子供が生まれたり、生活環境が変わったりすることで、夫婦の関係性が変化し、それに伴い態度が変わることもあります。
仕事や個人的な問題によるもの
仕事で大きなプレッシャーを抱えていたり、個人的な悩みを抱えている場合、心に余裕がなくなり、妻に対して冷たい態度を取ってしまうことがあります。
また、多くの自立男性は人に悩み事を打ち明けにくい傾向を見せやすいものです。
結果、奥さんに相談できずに一人で抱え込んでしまうこともあります。
コミュニケーション不足
コミュニケーションが不足し、お互いの気持ちを伝え合う機会が減ると、誤解やすれ違いが生じやすくなります。
ご主人が何か不満や不安を抱えている場合、それを言葉で表現できずに、冷たい態度で示してしまうこともあります。
もちろんこの「コミュニケーション」にはスキンシップや夫婦の営みも含まれます。
例えば、レスが続いているという場合も心のコミュニケーションが不足し、気持ちが離れていく理由になりますね。
そもそもの性格や気質の影響
元々、ご主人が感情を表現することが苦手な性格・気質をお持ちである場合、悪気なく冷たい態度を取ってしまうことがあります。
また、過去の恋愛経験での失敗や、家族の中での経験が、現在の夫婦関係に影響を与えている可能性もありますね。
奥さんや現状に対する不満をかかえている
あなたに対して何かしらの不満を抱えている場合、それを伝えることができずに、冷たい態度を取ってしまうことがあります。
この場合、ご主人とのコミュニケーションをしっかりとることが重要になります。
他の異性に気持ちが移っている
これは「彼やご主人の気持ちが他の異性に移っている場合」ですね。
特に、ご主人の性格的にあまり器用に恋愛ができない人の場合、驚くほど冷たい態度を取るようになることもあります。
(逆に言えば、器用に複数の人を愛せる人の場合はあまり態度が変わらないこともある、ということです。)
ある時から急に奥様や家族を邪険に扱ったり、家に帰ってこなくなったり、奥様や家族を突き放すような言動が増えていくこともあります。
その態度はまるで「豹変」という言葉がピッタリくるほどに、大きな変化を見せることもあるんですよね。
どれだけ優しく家庭を大切にしていた人であっても、この状況になると、まぁ別人のような態度を取り始めるものです。
なお、どうしてこんな事が起きるのかを恋愛心理的に考察すると
「情欲(パッション)が爆発しているから」と考えられます。
ここからはこの点についてもう少し深く解説していきたいと思います。
夫の気持ちが他の女性に移っている場合の心理
ここからは「夫の気持ちが他の女性に移っている場合」、その心理状態はどのようになっているかについて解説していきます。
多く、急激に相手に惹かれる恋愛ってのは、情欲(パッション)の影響が強いと考えることができるんですよね。
親密さや心の絆ではなく、です。
普段は封印しているような情欲(性的な欲求)に抗えなくなっている、といえば分かりやすいでしょうか。
このように強い情欲に突き動かされると、いわば「恋は盲目」のような心理状態になることがあるんですね。
当の本人としては、自分は普段と変わらないという意識を持っていることも多いですし、冷静できちんと物事を判断できると考えていることが多いものだと思います。
もちろん仕事や日常生活上の判断を間違うことはあまりないのかもしれませんが、いわば男女関係における判断基準が随分と偏ってしまうんですよ。
男女関係においては周りが見えなくなるし、好意を抱く相手を理想化してしまうことも起こり得ます。
よって、気持ちが移っている異性への好意を「本物だ」と疑いなく思い込む人も少なくないでしょうね、と僕は思います。
その影響もあって、本来「離婚」や「別れ」の決断には現実的なリスクを伴うものであるはずなのですが、そのリスク自体も軽く感じてしまうことにもなりかねないのです。
同時に、自分自身が強烈な欲求を感じるからこそ、その欲求を満たす障害になるものに強い嫌悪感を抱くようになることがあるんですね。
これが、びっくりするほど彼女や奥さんに冷たくなる理由の一つ、と言えます。

夫と他の異性の間で癒着が起きると更に盲目的になる
また、夫と他の異性の間で心理的な癒着が起きていると、更に他の異性との関係に盲目的になることもあります。

癒着が起きると、相手の言動・感情次第で自分の感情が決まるような状況になります。
つまり、相手の言動や、その気持ちのあり方に振り回される状況になるのです。
だから、心惹かれる異性の言動や態度次第で、夫側の気持ちが決まっていくことになるのです。
例えば「彼女は困っているから自分が助けないと」だとか「彼女が持っている自分への好意に応えないと」といった思いを強く抱くようになる、といいますかね。
厄介なのは、強い情欲を感じている場合、この癒着(場合によっては共依存)状態に気付きにくくなるという傾向があることですね。
実は相手に振り回されていることに当の本人も気付きにくいのです。
だから、僕の経験上「その相手と離れた途端に、急に冷静になれるようになった」とか「あれだけ相手を求めていたのはなぜだろう?」なんて感覚を持たれる方もいらっしゃるんです。
夫が冷たい態度を取るときの対処法
では、夫が冷たい態度を取り始めたときの対処法についていくつかご提案したいと思います。
自分自身の味方をつくる・話を聞いてくれる人と関わる
まずは、彼女さんや奥さんご自身の味方をつくること、信頼できる人に話を聞いてもらう、カウンセラーに相談するなど、サポートしてくれる人との関わりを持ってくださいね。
こういった恋愛・夫婦の問題が、一人で処理できるレベルならいいのです。
が、そうではない場合、特に彼女さんや奥さん自身がとても傷ついている状況で無理をすると、ついつい感情的になったり、こちらが夫を突き放したくなることも少なくありません。
なので、できる限り自分自身が追い込まれすぎないように、自分自身のケアを忘れないでいてくださいね。
夫と話し合う時間を作る
ご主人とよく話し合い、彼の気持ちを聞いてみることです。
ご主人がなかなか話をしない場合もあるかもしれませんが、それぐらいご主人にとって弱みや悩みを見せることに抵抗がある場合も少なくないんですね。、
なので、ご主人が冷たい態度を取る理由に少し検討をつけながら(そう思い込んで決めつけてかかるのではなく、です)何か悩み事を抱えているのかなど、彼の気持ちを理解しようという気持ちでアプローチしてみる方法も有効ですね。
その際は、できるだけ落ち着いた口調で話を聞くように心がけてみてください。
その上で、彼女さんや奥さん自身の意思もきちんと示していただけるといいと思います。
もし、自分自身の意志を伝えること自体が苦しいと感じるなら、それはすでにあなたが傷ついているからかもしれません。
そんな時は、先に書いたように自分自身のケアを優先していただきたいと思います。
感謝の気持ちを伝える
ご主人の良いところや、感謝していることを具体的に伝えましょう。
普段から感謝の気持ちを伝えることで、夫婦関係が良好になることがありますし、相手が言い出しにくいことも言いやすくなる可能性があります。
夫婦間の課題に関する意識を持ちながらも、自分を責めないようにする
また、夫の態度が冷たくなるに至るまでに、夫婦間の課題がある場合もあるやもしれません。
その場合は、良いよい方向に改善する意識を持ちながらも、ご自分(できれば相手も)を責めないようにしていただきたいと思います。
確かに全く課題がないのに恋愛関係や夫婦関係がこじれることは少ないものでしょう。
ただ、こういったことは誰にでも起き得ることですし、よほどのことがない限り、どちらか一方が原因になっていることも少ないです。
つらい状況で、ただただ問題意識に囚われると、自分を強く非難する気持ちや、その反動で相手を責めたい気持ちにばかりとらわれることにもなりかねませんからね。
どんな関係にも課題はあって当然で、それがダメなことではないと考えてみてください。
そういった課題を乗り越えていくプロセスによって深まる絆もありますからね。
他の異性に気持ちが移っている場合は少し時間が必要かも
もし、夫の気持ちが、他の異性に移っている場合は少し時間が必要になることもあります。
今の関係を壊したくないと思われるなら、辛いときには自分自身の心の支えを得ながら、相手の欲求が落ち着くときを待つことがベターとなることも多いですね。
そもそも情欲でつながれる人と一緒にいると、とても官能的で強く心惹かれるものです。
ただ、それは親密さ(お互いのことをよく知り、お互いを受け入れ合い、お互いのために与える関係)とは異なるものだと言えます。
また、一生続く欲求や感情はありません。
一時的に強い気持ちを感じても、それはいつか収まるものなんです。
ただ、強い欲求が落ち着き始めた時に、今の恋愛関係や夫婦関係がこじれにこじれていると、そこに戻る意識も持ちづらくなるものでしょう。
もちろん、夫の気持ちが他の異性に移っているとう事実はとても重いですし、受け止める側が傷つく理由としては十分だと僕は思います。
だからこそ、これ以上自分自身が傷つかないためにも、苦しみに一人で耐え続けたり、焦って突っかからないようにすることが大切になるんですね。
僕がよくご相談を受けるのは、豹変した彼さんやご主人さんの様子に困惑されている方なのですけども、苦しい時はカウンセリングなどを頼ってくださいね、とお伝えしているところです。
2人の時間を作る
ある程度、会話ができるようになってきたならば、二人でデートや旅行などに出かけて同じ時間を過ごしてみるといいですね。
日常生活から離れて、ゆっくりと話したり、一緒に楽しい時間を過ごすことで、お互いの絆が深まることがあります。
最後に
いかがでしたでしょうか。
多く、情欲でつながる関係っていわゆる恋愛の初期段階で起きることなのですよ。
その後に、親密さや絆、信頼でつながる恋愛・夫婦関係というものがやってきます。
そのことをぜひ非知っておいていただきたいなと思いますし、今回の記事がなにか参考になればと思います。
