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助けたいヒーロー型ロックマンとは?
いや、なんだか巷にあふれる「野良猫ロックマン」って言葉。
どこかで商標登録されていそうな言葉のように思えてなりません(笑)
もとい、このようなリクエストもいただいていたので、久々にロックマンについての話を書いてみたいと思います。
>過去ブログでも登場していると思いますが。。可能であれば、どうかお願いします((´±ω±`))
ロックマンを更に分類すると・・・
いわゆる「感情的になりたくない(感情に入りたくない)自立男性」のことを、いわゆるロックマンと呼ばれるようになるわけです。
超自立男子、とも言い換えられますね。
このロック(岩)の中には「沼」があって、この沼に罪悪感なり、触れられたくない感情的な傷がある、と考えられるわけですね。
つまり、ロックマンとはいろんな出来事があっても、たとえ傷ついても「超頑張って生き抜いてきた人」といえるわけです。
※僕のブロクやカウンセリングなどでは、「傷ついている」→「今まですごく頑張ってきた」と解釈されます。
もちろんロックマンにとって、心を落ち着ける癒やしや喜びは欠かせないものですが、感情を切って生きてきた時間が長い分だけ、癒やしや喜びを求めない人もいます。
ただ、一口にロックマンといいましてもいろんなタイプに分かれると考えることができそう。
当然ですけど、ロックマンにもお人柄があってね、という話です。
例えば、禁欲型、ネガティヴ型、ヒーロー型、エンターティナー型、などなど、いろいろとその傾向が分かれるものだと僕は思います。
少なくとも僕の今までの経験上、このようにタイプ別に分けて捉えている、というわけです。
- 「禁欲型」とは、「そもそも何も求めません」「欲しがるって何?」というタイプ。いわゆる仕事の鬼になりやすい人。イメージとしてはスイス銀行に口座を持っていないゴルゴ13のような感じ。苦手な感情は「劣等感」「人の迷惑になるという意味の罪悪感」。
- 「ネガティヴ型」とは、物事悲観して見つめがちなタイプ。文句を言ったり人をdisる系。悪意はなくともブツブツ言う系。悶々としたストレスを抱えやすいタイプ。苦手な感情は「見放される感じ(分離感)」。
- 「ヒーロー型」とは、いつも人のお役に立っていたいタイプ。人からサポートを受けることが苦手で、前向きなこと以外はあまり興味がないタイプ。向上心、向学心が高め。苦手な感情は「無力感」「停滞感」。
- 「エンターティナー型」とは、普段はとても面白いムードメーカー的存在だけど、決して自分を見せないタイプ。ちょっと素性がわからなかったり、本当の自分を掴ませない感じ。苦手な感情は「寂しさ・孤独感」「無価値感」。
それぞれのタイプに、それぞれ「絶対にこれだけは嫌」と思っていることが違うわけですねぇ。
禁欲型の場合、女性にどう愛されても「?」となりますから、女性が怒っていたり、辛そうにしているとそれだけで逃げ足したくなります。
ネガティブ型の場合、自分の言動をたしなめられると、もうそばにいられないと思いやすいタイプですよね。
ヒーロー型の場合は、自分が相手のためになっていないと感じると、サーッと消えてどこかにいってしまいがち。
エンターティナー型の場合は、人を喜ばせているうちはいいけど、女性に一歩踏み込まれるとサーっと引いていく感じかな。
共通して言えることは、自分自身が「本当に感じたくない感情」をブロックするためにとっている行動を突破されたり、取り上げられるようなことがあると、ロックマンはさーっとどこかに引いていく、ということでしょうか。
だから、直接「ロックマンの気持ちを変えよう」と考えると、ちょっと難しい関係になるやもしれません。
助けたいヒーロー型ロックマンとは
さて、ヒーロー型ロックマンの中に「助けたいヒーロー型」と勝手に僕が呼ぶロックマンタイプがあります。
困っている誰かを放っておけないという意識が強いロックマンさんですなぁ。
このタイプのロックマンさんの根っこの気持ちはとても純粋です。
純粋ゆえに、身近な人が大変な思いをしているとついつい手を貸したくなるんです。
が、一方で超自立的ですから、自分のことはあまり触れさせません。いいからいいから、と口癖のように話す人もいれば、何も言わずにサーッと距離を取る人もいます。
もちろん、彼女や誰かから何かを求められれば、それに応えたいとも感じます。
ただ、自分自身の内面に葛藤が生じると、スーッと華麗にスルーします。
例えば、その男性のことを「愛してあげる」「好きだよ」という女性が登場すると、嬉しくもあるのですが、その内面にある依存時代の傷があるどあいだけ、葛藤するというわけです。
ひらたく言えば、怖くなったり、嫌な気分になるというわけですね。
だから、人を助けている方が楽なんです。自分から与え、相手の役に立っている方が楽なんです。
そーいう意味で、普段はとても男前な言動をします。
しかし、どんな人も完璧ではなく、いつも人のことを助けられるわけではありませんよね。
この時、助けたいヒーロー型のロックマンは、自分のことをいい人間だと思わなくなります。
それは、もしアンパンマンがもし負け続けてしまったら、ヒーローであっただけ、自分のことをまるでバイキンマンのように思ってしまうことに似ているんです。
ゆえに、恋愛でのトラブルや、女性の努力や辛そうな表情、ナイーヴな感情の動きを感じることが苦手ですし、そうなるぐらいなら(自分が相手の役に立てないと感じるぐらいなら)さーっとその関係から手を引いていくというわけです。
が、相手の女性を突き放すことも良しとしないので、なんとなく連絡がない、みたいな関係になることが多いですね。
では、助けたいヒーロー型ロックマンが好きな女性は?
きっと、このコラムに興味を持ってくださってる女性の皆さんは、ロックマンが好きな女性像についても知りたいと思われているのかもしれません。
が、ぶっちゃけそれは「人それぞれ」と言えそう(笑)
なんやそれ!と言われちゃいそうですが、でもまぁそうなんですよ、うん・
・・・はい、そう、えぇ、そうですよね、えぇ、うん、そうなんですよねぇ(誰と話しとんねん)
ただですよ。
ロックマンに限らず、男性が女性に持つ理想の女性像というものがあり、その視点で男性を見つめれば、少しはロックマンの好む女性像が見えてきます。
大きく分けて男性が持つ理想の女性像は3つ。(ホントは4つですが、4つ目は難しいので省略)
・セックス
・ロマンティック
・癒やし
セックスとは、肉体的という意味。どこか母のイメージを女性に投影するタイプ。
ロマンティックとは清純な感じ。汚れのない女性像をイメージするタイプ。
癒やしは、そのままですね。助けてもらえる感じでもあり、女性に癒やされるイメージです。
その男性が理想としている女性は、どのイメージか。
そこがピンとくると、男性を喜ばせる方法が見えてくる、というわけです。
だから、その男性の心のあり方次第というわけです。
たとえば、恋愛関係においてエッチが何より大切だと思っている男性の場合、この関係が充実するといい関係になりやすいと考えることができるというわけです。
しかし、男性が常にそう思っているかというと、そうでもなくて。
例えば、女性に汚れのない、苦労していない、美しさを求めている場合、例えば、愛したい女子が頑張っている姿は「すごい」と思いつつも、内心、抵抗感を感じるようになるでしょう。
「癒やし」の場合も同じで、頑張っている女性に癒やしを感じる男性は少ないかな。
とくに犠牲は、助けたいヒーロー型ロックマンの罪悪感を刺激するでしょうね。
ある意味、男性が理想とする女性のイメージには「女性に心の余裕がある」と感じさせる要素が存在する、といえます。
よって、最も切ないすれ違いは、超愛したい女子の頑張る姿が、ロックマンには「犠牲」のように見えることでしょうか。
だから、ロックマンほど「自立した女性が好き」とこぼすのですねぇ。これは「余裕を感じさせる人が好き」という意味と解釈されるといいですよ。
逆に、心の余裕を失っているように見える女性に、男性が近寄れなくなるのは罪悪感を感じるためですが、そもそも「その男性にとっての理想の女性像」とは違うから、距離を置かれることも少なくないようです。
助けたいヒーロー型ロックマンと関わるなら
ということで、助けたいヒーロー型ロックマンと上手に関わって、いい関係を築きたいと思われているならば。
・その男性のお人柄を知る。
・その男性にとっての「理想の女性像」になんとなく検討をつける。
・その理想像から導き出される、男性が好きそうな女性のイメージを覚えておく。
・自分自身の心に余裕が持てるように心がけておく。(頑張ることはいいことだが、頑張りすぎない)
・自分自身の幸せを楽しみ、追求する毎日を送る
こういったプロセスを考えてみると、いい感じになるのではないでしょうか?
「自分の幸せを考えて毎日過ごすこと」
「どんな自分を受け入れてOKを出すプロセス」は、進めておいて損はないでしょう。
逆に「こんな自分は嫌だ」「向き合いたくない・隠したい」「頑張らないといけない」と思う部分が多い度合いだけ、自分を受け入れていない状態になります。
よって、自分を盛って表現したり、頑張りすぎてしまったり、相手に好かれたいと思ってしまい、それがニーズのように漏れ出していく、というわけです。
もちろん、そんな私たちのニーズも、自分の近しい人などは受け容れてくれたり、許してくれるものです。その人らしさ、の一部としてね。
だから、それをいちいち問題として見る必要もないのかな、と僕も思うのです。
が、しかし。
今、向き合っている相手がロックマンとなるとそうはいきません。
何よりニーズや感情的な要素が苦手ですからね。
助けたいヒーロー型ロックマンの場合、不安やニーズを感じている女性を助けてあげたいとは思うけど、そばにいるパートナーとしてはなかなか選ばないのではないでしょうか。
繰り返しになりますが、助けたいヒーロー型ロックマンは、恋愛となるとあまり積極的ではないですが、対人関係の中で相手のためになりたい気持ちは強い人です。
だとするならば、どこか心の余裕を感じられて、自分らしさを大切にしている女性には
「きっと彼女もたくさん人に与えてきたのだろうな」
というリスペクトを持つ可能性があるわけですよね。
つまり、あなたの言動や好意に彼が説得力を感じて、あなたから「安らぎ」「安心感」を感じやすくなることでしょう。
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