「自分を大切にすること」について解説します
さて、今日は「自分を大切にする」という事について、改めて解説したいと思います。
みなさんも「ものを大切にする」と聞くと、なんとなくイメージしやすくないでしょうか。
「ものを大切にする」ならば、ものを傷つけない、メンテナンスする、丁寧に取り扱うなどが思い浮かびませんか?
しかし「自分を大切にする」という言葉を聞くとどうでしょう。
何が自分を大切にするということか、曖昧になってしまわないでしょうか。
そこで、いろいろな心理的観点から見た「自分を大切にする」という考え方をご紹介したいと思います。
「自分を大切にする」とは「本当の幸せを生きること」
「自分を大切にすること」は、「自分が望む本当の幸せを生きること」を指します。
よく「自分を大切にする」とは「愛せなかった自分・傷ついた自分を癒やすこと」と解釈されますね。
ただこれは「感情や観念を整えること」「自分を正しく愛すること(健全な自己愛を育むこと)」という意味になり、「自分を大切にすることの一部」なんですよね。
また、「自分を大切にする」とは「自分の好きなことをする」という解釈がなされる場合もあります。
「自分の好きなことをする」には大きな意味があります。
が、「好きなことをする」は、自分を大切にすることの一つの手段で全てではないんです。
自分の好きなことをした結果、周囲との軋轢が増えたり、自分が望まない恋愛・夫婦関係を持つなら、それは自分を大切にしたことにはならないのです。
自分を大切にするという言葉は、それよりもさらに大きな概念・意味を持つ言葉です。
それを実現するために
- 自分自身の人生を主体的に選んで歩むこと
- 疲れたら休むこと・健康に気をつけること
- 自分は価値ある存在だと感じること
- 他者も自分と同じぐらい大切な存在だと理解すること
- 自分が望む目的、成功を目指し実現していくこと
- 大好きなパートナーと愛し合うこと
などの方法があると考えることができますね。
自分を大切にすることの難しさ
ただ、自分を大切にすることが難しいと感じることは多いかもしれません。
自分を大切にすることが難しいと感じる理由は「今までの習慣を手放すことをためらう」からです。
例えば、「自分の意見より他人の意見を優先する」という習慣。
それによって自分を大切にできなくなるのですが、逆に言えば「他人の意見を優先すること」によって、自分が傷つかずにすんでいる、トラブルを起こさないで済む、とも言えます。
例えば、「いつも自分の気持ちを我慢する」という習慣。
いつも自分の気持ちを我慢していれば自分が辛いし、自分を優先することはできません。しかし、何かを望んで、それが叶わなかった時に失望しない、という側面もあるのです。
このように今までの自分の習慣にも一定の意味と作用があるのです。
それを手放して「自分を大切にする習慣」を身につけようとは、なかなか思えないものかもしれません。
だから、自分を大切にするには「自分が本当に望む幸せとはなんだろうか」と考えて、納得して行動していく必要があるとも言えます。
自分を大切にする方法 〜9つのレッスン〜
では、「自分を大切にする」ための「9つの手段・考え方」いわば「心のレッスン」をご紹介したいと思います。
具体的な「自分を大切にする9つのレッスン」は以下のとおりです。
- 自分に優しく理解する姿勢を持つ
- 自分に休息を与える
- 自分自身を受け容れる
- 癒着を解消する
- 犠牲はしない
- 自分の今できるベストを尽くす
- 正しさより、ほんとうの幸せを選ぶ
- リーダーシップを発揮する
- 自分を大切にできない自分をも「許す」
(次のページから各項目の解説となります。)
この手段を取り入れることで、自分が望む本当の幸せを生きる方法や手段
- 自分自身の人生を主体的に選んで歩むこと
- 疲れたら休むこと・健康に気をつけること
- 自分は価値ある存在だと感じること
- 他者も自分と同じぐらい大切な存在だと理解すること
- 自分が望む目的、成功を目指し実現していくこと
- 大好きなパートナーと愛し合うこと
これらが実現可能な自分になっていきます。
本当の幸せを見つめる・見つけるカウンセリングが人気!
心理カウンセラー浅野寿和のカウンセリングのご利用方法はこちら。