いつもブログの更新をとても楽しみにしています。
さて、またまた浅野さんに聞いてみたいことがあります。
よろしければネタとして使って頂きたいなと思います。
私には片思いの好きな人がいますが、その彼は最近転職をして、実家から離れ一人暮らしも始めて、環境が大きく変わりました。
彼は酔って私に電話をかけてきては、弱音を吐きます。
将来への不安、この自分の選択で間違っていなかったのかなど。
私の方が少し年上ということもあり、私も彼くらいの年齢のときはこのままでいいのかなと周りと比べ自分が人生の負け組にいるような気持ちになって将来の不安を抱えていました。
だから彼の不安な気持ちはよく分かります。
でも、きれいごとじゃなく私を支えてくれる人たちは私の将来を期待してくれ、その思いを裏切りたくない、喜んでもらいたい、恩返しをしたい、その一心で頑張ってここまでくることができ、想像もつかなかった素晴らしい未来が待ってるということも経験しました。
だから私は彼の未来は明るいことを信じているし、大丈夫だと思っています。
今の私があるのはいろんな人からの励ましがあったからなのですが、だから私も彼を独りぼっちにしたくないし、将来を信じてくれる人が一人でもいてくれるって本当に力になるから、私もそうでありたいと思っています。
いまは少しでも彼の仕事が大変、ツラいという気持ちを紛らわせたくて、以前は一度も彼には使ったことのなかったLINEのスタンプでかるーいエールを送ったり、自分のドジな話を急にしてみたり、縁起のいいと言われる写真を送ってみたり、クスっと笑ってもらえたらいいな、元気出してもらえたらいいなと一方的にLINEを送るようになりました。
一人よがりな励ましはしたくないし、時にはなにもしないことも彼にとっては必要な時間なのかなとも思い、しつこくないように配慮はしてるつもりなのですが、彼に安心して日々を前向きに過ごしてもらうためには私は彼にどうしてあげるのがいいと思いますか?
将来に不安を抱えている彼に希望を持ってもらうには?、そして私自身がどういう心持ちでいればいいのか、アドバイス、ヒントを頂ければ幸いです!
暑い日が続きますが、どうかご自愛ください。
ネタ募集ネーム:はるはるさん
はるはるさん、ネタにご協力ありがとうございます。
随分とおまたせしましたm(_ _)m
それでは、はるはるさんのご質問にお答えしますね。
不安が強いと弱音も吐きたくなるものです
私には片思いの好きな人がいますが、その彼は最近転職をして、実家から離れ一人暮らしも始めて、環境が大きく変わりました。
彼は酔って私に電話をかけてきては、弱音を吐きます。
将来への不安、この自分の選択で間違っていなかったのかなど。
なるほどなるほど。
あぁなんだか分かる気がします、この彼の気持ち。
酔わないと不安も本音も聞いてほしい気持ちも、言えない感じですよね。
かなり彼も日々ストレスや緊張を感じているのかもしれませんね。
そんなときって、普段は全くそんな素振りは見せませんけど、酔っ払うと「誰か自分の不安を受け止めてくれよ」といった気持ちになって、受け止めてくれそうな人に電話したくなることもあるんですよね。
普段は閉じている彼のハートも、その瞬間だけは開く感じでしょうね。
固く閉ざされた城門が開くようなイメージです。
ただ、その城門が開いても誰も入ってこないなら、自分から探しに行くしかないですからね。
人が考える物事の優先順位の変化
将来に不安を抱えている彼に希望を持ってもらうには?、そして私自身がどういう心持ちでいればいいのか、アドバイス、ヒントを頂ければ幸いです!
では、今日はちょっといつもと違って「人が考える物事の優先順位の変化」についてまとめてみますね。
僕たちが自分のプロセスの中で、まぁいろいろと愛する・頑張る対象が変わっていくんです。
その時々で、何を優先したいか、が違うんですよ。
*
何事においてもそうですが、物事の始まりに直面しているときは「自分自身のこと」で手一杯ですね。
仕事を初めて間もないころがそれで、とにかく自分のことが意識の中心になるでしょう。
そこでは不安がたくさんあるのです。本当にうまくやっていけるだろうか?といったね。
この時期は自分を育ててくれる人、サポートしてくれる人のために献身的に過ごしている時期であり、ここでどれだけ献身的に過ごせるかが、次のステップに続く重要な選択なんです。
*
次第に仕事にも慣れ、余裕が出てくると、「自分の目標や期待」を意識するようになっていくでしょう。
こんなことを実現したい、あんなことを実現したい。
そう思い突っ走りたくなる時期もこの頃です。ある意味自信家になりやすい時期でもあり、イケイケの状態になるものですよ。
仕事なら一番楽しい時期ですねぇ。僕にもそういった時期、ありましたねぇ(遠い目)
仕事が楽しいと思える分だけ、もう何を優先しても仕事、三度の飯より仕事、みたいな状態になります。
だからこそ、若干周囲と衝突しやすくもなります。自分の邪魔をする人間はぶっとばーす!みたいな武闘派的気分になる時期もこの頃といえます。
ここもまだ「自分中心に」事を考えている時期ともいえますね。
*
次第に自分のやりたいことが実現できてくると、毎日悪い状態になっていなくとも、自分の中で充実感などが感じにくくなります。
確かにやりたいことはできている。しかし、何だこの満たされない気持ちは、ような。
そこでは再度、目標設定が求められている感じです。
特に周囲の仲間や支援者などの意識が向き、「あぁ自分は一人で成功したわけではないのだな」と感じ取れると、今度は「誰かのために」というモチベーションが生まれるようになるわけです。
もちろん自分の中に何かしら不安があると、自分のことを優先する状態に戻ることもありますけどね。
つまり、自分自身が自信を感じ、心に余裕が持てる度合いだけ、意識は他者に向きやすくなるといえますね。
ちなみに、そもそも自分を肯定できている人は、最初から人の好意に感謝を向けやすくなります。
つまり、自尊感情~私は人の喜びである~という感覚を感じられる人ほど、この優先順位の変化が早くなるイメージです。
自分のことを愛してくれる人の好意を受け取るには、自尊感情は欠かせないってことですね。
自分を支えてくれた人の思いを誰に渡しますか
だから私は彼の未来は明るいことを信じているし、大丈夫だと思っています。
この気持ちが何より大切ですし、そう思えるあなたが素晴らしいですよね。
「誰かが自分を信じてくれている。」
そこが受け取れるだけでもう一度前向きな気持になれることもありますからね。
もしはるはるさんが彼のことが好きで、関係をより良くしたいなと願われるなら、彼のことを誰よりも信頼してあげる形で与えていくといいと思いますよ。
新しい物事が始まった時期に、支えてくれる人がいるって嬉しいものです。
そう言えば昔、こんな話を聞いたことがあります。
ある男性が脱サラして起業して、金銭的にも時間的にも、自分自身の心の余裕もなくなっていたとき。
その時の彼女は「せっかくいい企業に勤めていたのに」と彼の前から去っていったそうです。
もちろん去ることも彼女の選択で自由なのでしょうから、いいも悪いもありませんよね。その男性もその彼女を責めることはなかったそうです。
その後、彼が大変な様子を見て親身になって関わってくれた女性がいたそうです。彼は彼女のために何もできなかったのですが、彼女はその彼を優しく見守って支えていたそうです。
すると、彼はその彼女を本当にかけがえのない存在だと思うようになっていった。
こんなに愛してくれる人がいるのか、と思えたわけですね。
自分が辛いときに支えてくれる人とは、
今は何もできないかもしれない自分の影響を進んで受けてくれる人なのです。
私の方が少し年上ということもあり、私も彼くらいの年齢のときはこのままでいいのかなと周りと比べ自分が人生の負け組にいるような気持ちになって将来の不安を抱えていました。
だから彼の不安な気持ちはよく分かります。
でも、きれいごとじゃなく私を支えてくれる人たちは私の将来を期待してくれ、その思いを裏切りたくない、喜んでもらいたい、恩返しをしたい、その一心で頑張ってここまでくることができ、想像もつかなかった素晴らしい未来が待ってるということも経験しました。
はるはるさんも不安な時期に人から支えてもらった経験をされているのですね。
いや、素晴らしい人達ですよね。そして何よりあなたもその思いに応えたいと思われたことが素晴らしいです。
ならば、今度はあなたがその支えてくれた人側に回る感じですよね。
あなたなりに、あなたのペースで彼と関わって支えてあげてもいいかもしれませんね。
同時に、今の自分を大変に価値ある存在として見つめてみましょう。
エクササイズとしてはこんな感じです
・はるはるさんを支えてくれた人たちは、あなたをどんな目で見ていたのでしょうか。
その人たちの視線や思いを受け取ってみましょう。
・あなたを大切にしてくれた人や、大切に思う彼をどんな目で見ていたいでしょうか。
あなたがもらった思いを彼に届けるようなイメージを作ってみましょう。
もちろん彼と関わることで、犠牲や無理をする必要はないんです。彼もそこは望んでいないでしょうからね。
あなたなりに気持ちを整えて、あなた自身の価値を受け取りながら進んでみてくださいね。
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