お客様の感想

「あれ?私、嫌われた?」と感じたときは、私が私であることを認めるとき。

口を抑えて驚く女性

「あれ?私、嫌われた?」を「私が私を嫌っていた」と解釈してみると・・・

浅野先生

昨年は、ブログにのせていただき、ありがとうございました。
カウンセリング後の、つぶやきのような質問にも、対応いただけて、ありがとうございます。

あれから日も経って、だいぶ落ち着いた気持ちでいます。いい加減、考えるのに疲れたせいもありますが(笑)。

2年間、ぐるぐる行きつ戻りつしていた気持ちが、先生からの「嫌われたのではない」という言葉で、落ち着けました。

その時は、確かに、まだ自分軸になっていなかったのですが、徐々に、必死だった気持ちも、2年間、悩んだ自分も、人生に起こった出来事の一つとして、受けとめられるようになってきました。

小川のりこ先生のブログで、男の人は、女の人のネガティブな感情に慣れていないという言葉がありました。
今回、彼にとって、私のメールや対応は、まさにネガティブで、どう扱ってよいかわからず、うまく御すことはできなかったんでしょうね。

また、大野愛子先生のブログで、「彼」のことを好きなのではなく、「彼のしてくれたこと」が好きなのかもしれない、という内容を読み、確かにそういう所があるなと思ったりします。

彼は、若いころから、自分の気持ちの中で恋愛し、勝手に出来上がっているところがありました(笑)。私は、ほっておかれてしまうので、不満と不安が増幅するのですが、彼は、自分のタイミングになれば、十分に気持ちを表現してくれるので、不満や不安が一掃される、その繰り返しでした。

今回、音信不通になってしまいましたが、お互い既婚なので、究極的にはしょせん解決しないと結論付け、勝手に終了してしまったのかもしれません(笑)
彼にも、言えない、言いたくない気持ちがあると思うので、それは尊重したいと思います。

いつか、彼に会うことがあるとしたら、颯爽としていたいと思います。
「いろいろありがとう。私は元気だよ。あなたも元気でいてね」と言えそうです。

もっと早く、男女の気持ちの違いを知っていたら・・と思いますし、これを、もう、彼との関係に生かすことができないのが残念ですが、この苦しい2年間が、私のしたことへの報いなんだなと。そして、人生で2回も縁があった人との思い出は胸に秘めて、私のいるべき場所を大切に、前の通り、がんばっていきます。

カウンセリングを受けていなかったら、まだ堂々巡りをつづけていたかもしれません。
ありがとうございます。
引続き、悩めるものたちの味方でいてください。

ネタ募集ネーム:T.Tさん

 

T.Tさん、メッセージありがとうございます。

なるほど、今は以前より前向きな気持ちで過ごしておられるようですね。

よかったです、ホント。

 

そうそうガチで嫌われることって少ないですよ

2年間、ぐるぐる行きつ戻りつしていた気持ちが、先生からの「嫌われたのではない」という言葉で、落ち着けました。

 

そうなんですよね。

「私、嫌われた?」と思うと不安になっちゃいますけど

そもそも「私は本当に嫌われているのか?」ってなかなか検証されないことだと思うんですよね。

カウンセリングの場では

「あれ?私、彼に嫌われた?」なんて不安を伺うことって多いんですけど

意外と相手は

「嫌いたくて嫌っているわけじゃない。本当はそんなこと誰もしたくない。」

もしくは

「そもそも嫌っているわけじゃない。ただどう振る舞えばいいかわからないだけ。」

そんなケースって少なくないんですよ。

確かに人間関係の話ですからそれが全てだとも言い切れず、残念だけど中には嫌われている場合もあるんですけど・・・

実際、僕のカウンセリングでご相談いただく案件って、そこまでこじれていないケースのほうが多いですよね。

それぐらい致命的なダメージがないうちにご相談いただいている方が多いといいますか。

それぐらい皆さん自身で上手に付き合っているといいますか、
致命的に関係性を壊すようなことまではしていなかったり、
そもそも相手もいろいろと考えて堪えていたり・・・。

そんなケース、少なくないんですよ。

だから、今の状況を理解しながら、自分の気持ちを整えていくだけで、不安は手放せて前向きになることも可能なんですよね。

 

「そもそも彼はそんな人」という考え方

彼は、若いころから、自分の気持ちの中で恋愛し、勝手に出来上がっているところがありました(笑)

 

そうなんです。

「そもそもその彼はそういう人だった」

つまり、彼は彼として自分のペースで生きていただけ、ってことも多いんです。

最初はなかなか受け入れがたいことかもしれませんし、それで振り回される側としてはカチーンとくる部分でもあるのかもしれませんけど・・・。

どうしても恋愛や夫婦関係では「お互いの生き方、価値観」が衝突しやすいですよね。

そればっかりは二人が

  • 対等さを認めて、その上で向き合って
  • コミュニケーションを重ねて
  • お互いの合意形成を目指すこと

これで二人の価値観を作り上げていくことが重要だと僕は思うんですね。

自分が好きになった人は、マイペースで生きている人だったのなら

あなた自身のリズムも大切にしていいはず。

もっと上手に自分の意見を伝えてもいいし、私はこうしてもらえると喜ぶんだよ、と伝えてもいい。

もちろん相手の気持はこちらが尊重していくわけですけど、お互いにそう関わり合えたら楽ですよね。

ここで役に立つのがいわゆるテクニック、相手に伝わりやすい話し方ってものですね。

「あれ?私、嫌われた?」を「私が私を嫌っていた」と解釈してみると・・・

自分のあり方も、相手のあり方も、コントロールしようとするとあまりうまくいかないもの。

例えば

「あれ?私、彼に嫌われた?」と思い、その不安から相手の気持ちをコントロールしようとするとなかなか結果が出ない事が多いものなんですよね。

そこで、「(相手に嫌われたと思っている)私が、私を嫌っていた」と解釈してみると、いろいろ見えてくることが多いんですよ。

自分で自分を嫌うと、人からも嫌われてるかも?と感じやすい。

それが投影の法則(自分の感情を映し出す)ですから。

だから、大切な人に向き合ってもらえない・愛してもらえないと感じるだけで

「私になにか問題があるのかな?」と考えてしまいがちになるわけです。

この自分を疑うモードが続けば、不安や不満は募るし、相手のことも信じられないし、相手の気持ちを取り戻したいと願っても不思議ではないんです。

ただ、そもそも

「私が嫌われているわけじゃなく、彼はそういう人」だと腑に落とすことができたなら

おそらく「彼の言動」を理由に、自分が自分を嫌う理由は減っていくのですよね。

ここがとても大切なことなんですよ。

たしかに、大切な人に愛してもらえない、向き合ってもらえないという現実は切ないです。

僕も一応、そこぐらいは理解できるカウンセラーだと思っていますよ。

自分が好意を寄せる人に愛してもらえないと、傷ついてしまいますからね。

ただそれは「私の好意を受け取ってもらえない」という意味合いが強いはずなんです。

もちろん私の思い・愛情を「受け取ってもらえないから辛い」わけですけど

そもそも「あなたが差し出し与えている愛情=あなた自身」がダメなのか、という話ではないのです。

もっと上手な愛し方は確かにあるでしょうが、そもそも自分の愛情がダメではないのです。

ここを誤解しちゃっていると

大切な人が向き合ってくれないことで

「私の思いを受け取ってもらえない」+「自分の愛情にダメ出しされている」

この2つの感覚でダメージを受けてしまうわけです。

これ、相当つらい話になってしまうんですよね・・・。

私が私であることを認めよう

しかしよーく考えてみると「私が私であることを嫌う必要はない」のですよ。

まぁその深層心理で自己嫌悪が強まっているとそれなりの癒やしが必要になるケースもありますが

そもそも

私が私であることを申し訳なく感じたり、人に謝ったり。

そんなことは必要ないのです。

あなたがなにか悪いことをしているならそれも必要でしょうが、愛しているんでしょう?

だとしたら、「私が私であることを認めよう!」と、僕は声を大にしていいたいですねぇ。

少なくとも、大切な人に向き合ってもらえないと傷ついてしまいますが

だからといって自分の大切なものを傷つけたり、譲りすぎたり、自分の存在を申し訳なく思う必要なんてないんです。

その「心の声」としては

相手に申し訳ない、相手に合わせることでしか相手の機嫌は直らないかも・・・

なんて聞こえるけど

それこそ罪悪感でしょうが!

と僕は思うわけですなぁ。

その気持ちは分かりますけど、

な~んも悪いことをしていないのに

もし自分が相手の前でバツを受けたり、自分が悪者になったとしたら

そもそもお互いの対等さは失われちゃいますし

相手は「あなたを傷つける悪者になってしまうでしょうが!」なんて思うわけですなぁ。

これじゃお互いに相手を誤解すると思いません?

だから、このあたりの罪悪感ってものはできるだけ手放しておくに限るわけです。

自分自身が成長するための課題を認識することはとても大切ですけれど

「自分は迷惑かも・・・」と思って人に近づく必要ないんですよねぇ。

いつか、彼に会うことがあるとしたら、颯爽としていたいと思います。
「いろいろありがとう。私は元気だよ。あなたも元気でいてね」と言えそうです。

もっと早く、男女の気持ちの違いを知っていたら・・と思いますし、これを、もう、彼との関係に生かすことができないのが残念ですが、この苦しい2年間が、私のしたことへの報いなんだなと。そして、人生で2回も縁があった人との思い出は胸に秘めて、私のいるべき場所を大切に、前の通り、がんばっていきます。

 

はい、ぜひ。

時には切ない思いも溢れてくるかもしれませんけど、前を向いていきましょう。

そして今のあなたのリズムで、今の環境にある、あなたの大切な人・ものを大切にしていってみてください。

それがきっとあなたのココロをより成長させ、楽にさせると思いますよ。

最後になりますが

自分にとって大切な人・モノは、大切にするものであって、

何もしていないのに、「申し訳ない」と謝るものじゃありません。

胸を張って「大切だよ~」といえる自分でいたいものですね。

そしてそれは「自分自身」も同じです。

自分自身に大切だよ、といえる自分でありたいものですね。

 

カウンセリングを受けていなかったら、まだ堂々巡りをつづけていたかもしれません。
ありがとうございます。
引続き、悩めるものたちの味方でいてください。

 

こういっていただけることが何より嬉しいです。

ありがとうございますm(_ _)m

僕はいつもカウンセリングルームにいますから。それはお約束します。

ABOUT ME
浅野 寿和
カウンセリングサービス所属心理カウンセラー。名古屋を中心に東京・大阪・福岡で〜旅人のように〜カウンセリング・セミナーを開催。心理学は現実で使えてなんぼ、がポリシー。
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