浅野先生
先日のカウンセリングありがとうございました。
初対面の、かつ私のつたない説明をくみ取って下さり、また、彼のことをよく言い当てていて、本当に驚きました。
「自分のしたことや後悔に気持ちを置くとなかなか抜け出せない」(本当にその通りです)「見方を変えて、本音を言ってよかった、言った自分を許そうと考えてみる」(まだ少し難しいです)など、先生のおっしゃっていた内容を思い出し、反芻し、繰り返し考えています。
先生は、彼が、私の気持ちがわからず、どうしたらいいかわからないのだ、とおっしゃいました。そして、そのような場合、男性は、分かり合うために話し合おうとはしないとのことでした。
たとえ、好きであっても、(結果的に)放置することがあるというのが、男性特有の性質だとすれば(全員の方がそうではないと思いますが)、受け入れるしかないのでしょうね。
また、私は、彼が特別な存在だったからこそ、平静になれず、抑えていた感情をぶつけて、音信不通を招いてしまったのですが、もう自分を追い込むのはやめようという気持ちになってきました。
それは、先生が、彼は、私のことをとても好きでいた、今も嫌いになったわけではないと言ってくださったからです。これは、先生がおっしゃった「彼を基準にした、他人軸」なのだとすると、発想がまだ完全に抜け切れていないのだと思いますが、正直、先生の言葉はとても大きかったです。
これを、いい意味でのあきらめと踏ん切りをつけるステップにしたいと思います。こんな感じで進んでいってよいのでしょうか。取り急ぎ、お礼まで。ありがとうございました。
ネタ募集ネーム:T.Tさん
T.Tさん、ルームまでお越しいただきありがとうございましたm(_ _)m
その後いかがお過ごしでしょうか。
今回は「こんな感じで進んでいっていいんでしょうか?」というご質問をいただいたのでお答えしますが、
あなたらしくいることを目指してみてはいかがでしょうか。そう僕は思いますよ。
先生は、彼が、私の気持ちがわからず、どうしたらいいかわからないのだ、とおっしゃいました。そして、そのような場合、男性は、分かり合うために話し合おうとはしないとのことでした。
そういうタイプの男性もいらっしゃいますよ。
「君の気持ちがわからないから教えて」って質問、なかなか男性から聞かないでしょう?
「どうしたいの?」「何がいいたいの?」とは聞くかもしれないけれど、君の気持ちが分からないんだ、とはなかなか男性は言わないものですよね。
「感情・気持ち」というものの重要度が低いのです、多くの自立男性にとってはね。
それよりも「目の前にある事実」のほうがよっぽど意味があると感じるんですよ。
例えば、目の前にいる女性の仕草、表情、言葉の使い方・語尾・・・そこを見て判断している人は多いですよね。
それが転じて「自分の気持だけで恋愛できる!」と思う男性が出てくるとも言えるわけですなぁ・・・。
好きであっても、(結果的に)放置することがあるというのが、男性特有の性質だとすれば(全員の方がそうではないと思いますが)、受け入れるしかないのでしょうね。
もちろんおっしゃる通り、男性全員がそうだというわけではないですよね~。
ただ、その人が「関わること」への怖れを持っているなら、そういうタイプだったってことですし、その人が私の好きな人だということですよね。
そこにはいろんな切ない気持ちがあると思うんですけどね、まずは自分のために一つ一つ丁寧に見つめていくことでしょうか。
これは、先生がおっしゃった「彼を基準にした、他人軸」なのだとすると、発想がまだ完全に抜け切れていないのだと思いますが、正直、先生の言葉はとても大きかったです。
彼の気持ちで自分の気持ちが決まる状態はできる限り手放したほうがいいですよね。
でないと、自分の気持ちが振り回されてしまうから。
ただ、心情的に「相手がどう思っているんだろう・・・」という部分が知りたいというお気持ちも僕なりに理解できるんですよね。
一度気になりだしたら止まらない、なんてこともあろうかと思いますし。
自分なりに頑張って愛情を注いできたのに、相手が無反応ならこれも自分を責めちゃう理由になりますもんね。
そんな場合に、僕も全てを語れるわけではないですけど、心理分析を基に「相手の気持ち」のお話をさせていただくこともありますよね。
それは全て、自分を疑う材料を少なくしていただくため、なんです。
が、それだけでは自己肯定感や主体性を取り戻せているわけではないんですよ。だからまた気持ちが振り回される、なんて状態になりやすいままなのです。
地に足をつけて「私はあなたを愛している」と言える私になるには、自分で自分を受け入れ、ときに肯定していくこと、自分らしく生きることがいい感じなんですよね。
とはいえ、こういったお話を伺わせていただくと
「皆さん優しいな」と僕は思いますよ。
T.Tさんももちろん同じ。優しい方だな、と思うんです。
気遣いという意味で、できるだけ自己主張しないようにされてこられたのかな、とも思いますし。
しかしその優しさが「自分の不安のスイッチを押す理由」になっているなら、そこは見つめ直してみてはいかがでしょうか、と思うんですね。
自分自身のために、自分の未来のために、ですね。
あなたはあなたでいいのですから。
何か参考にしていただければ幸いです。
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