浅野さんへ
ネタ募集との事なのでここぞとばかりに送ってみました!
付き合って約一年になる彼氏の事なんですが、あまりに私に興味がないのかな?と思う事があります。
・普段、自分の事はよく話すのですが私の事は聞いてきません。
・基本用事がないとあちらから連絡はありません。(LINEを送ればすぐ返信は来ます。)
・私の話をあんまり覚えていません。
・会う約束はいつも私からです。
基本的には優しく人当たりも良いですが自分ルール?みたいなものがあって、それ触れてしまうと怒ります。
頼まれたら断れない性格で少し内に溜め込みやすい所もあります。
趣味や仕事の話はたくさんしてくれますが、
考えた事や思った事はあまり言いたがりません。
自分でどうにかなる問題は自分で抱えて一人で解決したいそうです。
今年は将来決まるような大切な一年で忙しいです。
本来なら彼女どころではないと思います。
そんな中、大事にしてもらってると思いますが会話の節々から「2人が会いたいから会う」というより「私が会いたがってるから会う」ような感じがして何だか寂しい気持ちもあります。
私はもう少し思ってる事とか考えてる事を共有したいなと思います。(そう思ってる事は伝えてます)
ですが無理に話させる事でもないし、話す話さないは相手の自由だと思うし。
結局、相手が何を思ってるか分からなくて好かれてる自信がないという話なのかもしれません。笑
相手がどう思ってようが私は彼が好きなんだ!と胸をはりたいのですが中々難しいですね。お邪魔かな?とか考えちゃう。
その辺りを乗り越えて頑張ってる彼の力になりたいです。
どういう対応、心構えが2人にとってベストなのでしょう?
どこか一部分だけでもネタに使って頂けたら幸いです。
よろしくお願いします。
(Mさん ※原文のまま掲載します)
はい、ネタ募集にご協力ありがとうございます!
ではではお答えしますね~。
・普段、自分の事はよく話すのですが私の事は聞いてきません。
・基本用事がないとあちらから連絡はありません。
(LINEを送ればすぐ返信は来ます。)
・私の話をあんまり覚えていません。
・会う約束はいつも私からです。
んーそれとも彼の気持ちが測りかねてしまう感じですか?
もちろんそう感じても不思議ではないかもしれないなぁ・・・と僕も心情的には思うのですよ。
ただ、今日はちょっと突っ込んだお話をしようかな、と思いますのでご覚悟を(笑)
ウソです、優しく書きますのでご安心を(あぁ嘘くさい・)
その辺りを乗り越えて頑張ってる彼の力になりたいです。
そう思えるあなたが素晴らしいじゃないですか。
ここは胸を張っていただきたいところです、ホントにね。なんならお手伝いしますよ( ̄ー ̄)ニヤリ
ただ、彼の気持ちを測りかねてしまうので自信が持てません、というご相談は僕のもとにたくさんお寄せいただくのです。
彼は「会いたいから会う」というより「私が会いたがってるから会う」ような感じがしてます、と。
でも、それを感じているのは・・・。
よく、恥ずかしがり屋さん同士(自分を律する気持ちが強い者同士)の恋愛は、何も起きない・・・なんて話をするんですけどね。
結局、相手が何を思ってるか分からなくて好かれてる自信がないという話なのかもしれません。笑
そう感じますよね?
ただ、もし、それが自分の心理の影響だったなら?と考えてみる(自分が悪いじゃないですよ)と、意外と見えてくることがあるかもしれませんよ。
というか、そこ、ちゃんと書いてくださっているわけです。
相手がどう思ってようが私は彼が好きなんだ!と胸をはりたいのですが中々難しいですね。お邪魔かな?とか考えちゃう。
それこそ「自己概念」のお話のようですね。
いい悪いじゃなく、どうしてお邪魔かな~と感じちゃうんでしょうね?
ちなみに・・・
こう言った話を彼女から聞くと、男性は「邪魔だったら付き合ってないし」とか言いそう・・・。
そこを上手に愛するって男性の発想にはなかなかないことなのかもなぁ・・・と思ってしまいますが。
さて、この「お邪魔かも?」といった気持ちで悩まれている女性について、僕はこんな比喩を使うことがあります。
「男性があなたに近づいてくると、なぜか水族館にあるような見えない分厚いアクリル板にぶつかって、あなたは見えるのにそれ以上近づけないから、そこで諦めるしかなくなる。」
この見えない分厚いアクリル板のようなものこそ、あなたの「心理的な防衛」。
エヴァンゲリオン的に表現すれば、ATフィールドのようなものです(笑)
近付こうとしても近づけない。なーんか距離を感じたり、避けられてる?触れちゃダメ?と男性に感じさせる分離感を放っているのです。
それが空気中の見えない何かしらの物質と結合し、化学反応を起こすと、あなたを囲う分厚いアクリル板となるのです(あくまで比喩ですよ、比喩)
そして、彼自身がそもそも「親密感」に対して抵抗感を感じやすいタイプだとすれば、渡りに船、になってしまいます。
彼女との関係はこの距離感でいいんだ、だったら楽だな・・・と。
もちろんそれが相性の一致と言ってしまえばそれまでなんですけどね。
そして、このアクリル板を持っている本人さんにも、メリットとデメリットが出てきます。
メリットは、安全な感じがして、何かあっても致命的なダメージは受けない・・・ように感じること。
デメリットは、自分から自分の魅力を伝えたり、相手に気持ちを伝えるときに、何故か伝わりにくくなってしまうこと。
とはいえ、もちろん彼からもっと関わってほしい、という願いもあるでしょうね。
しかしそれがあなたの「お邪魔かな」という気持ちがあるがゆえに出てきているものなら、ぶっちゃけた話、彼はそれを愛したり、『そう思う必要はないよ』と伝えることはできても、変えることはできません。
それはあなたが感じているものだから。
そして、そもそも「お邪魔かな」と感じてしまうことが問題でないのなら、そのままでもいいんです。
が、それゆえにたくさんの不安や不満が出て辛い、ということなら、変えられるのは私、となりますよね。
その前提でお話するとしたら、あなたに今できることは
「どうして私はお邪魔かな?と感じてしまうのだろう?」
と興味を持ってみることかもしれませんよね。
ただ、誤解してほしくないことがありまして。
あなたの中にある「お邪魔かな?」と感じるこの気持ちにも「意味がある」ということ。
ダメなんじゃないんです。
この気持ちは、私のどういった部分に役立っているのだろう、どんなメリットがあるのだろう?と考えてみることを僕はオススメしたいですね。
何かしらの理由で自分を守っているのですから、それをも嫌わない。それでいい、と。
すると、不思議と感覚が気持ちが変わっていくものですよ。
そもそも、どんな感情が理由になっているにしろ、ここで登場する「目に見えないアクリル板」は、愛を拒絶するために生まれたものではありません。
そうするしかない、といいますか・・・自分が傷つかないために生まれたものであることが多いもの。
だから、そこに大切な意味がある、ということなんですよ。それはやっぱり無視できないことだなぁと僕は常々感じていますよ。
*
私はもう少し思ってる事とか考えてる事を共有したいなと思います。(そう思ってる事は伝えてます)
ですが無理に話させる事でもないし、話す話さないは相手の自由だと思うし。
だとしたら、彼はあなたがそれを望んでいることは知っていると思いますよ。
ただ、気持ちを話すって・・・何を話せばいいのか?経験がないとわからないのかも?
それでも自分の話をしようとする姿勢が彼にあるのなら、彼は彼なりにあなたに向かって開いている、のかもしれないですよね。
基本的には優しく人当たりも良いですが自分ルール?みたいなものがあって、それ触れてしまうと怒ります。
頼まれたら断れない性格で少し内に溜め込みやすい所もあります。
趣味や仕事の話はたくさんしてくれますが、
考えた事や思った事はあまり言いたがりません。
自分でどうにかなる問題は自分で抱えて一人で解決したいそうです。
それが彼、なんですよね。
いい悪いはなく、彼は今できることをしている。
そして、あなたも今できることをしているのではないでしょうか?
そこ、ちゃんと受け止めてみませんか?
今は、今のあなたでいいんです。
それがまず大きな第一歩だと思います。
とにかく今の自分を、二人の関係をどう見るか?ですよね。
うまく行っている部分がある関係を疑ってみてしまうにも理由があります。
そこはできるだけクリアリングしておきたいところ。
ただ、そもそも、不安で動くより、幸せのために動くほうがお互いに楽ですよね。
この幸せを意識する際に、それを阻害するものが、お邪魔かな、と思う気持ちなら、それはどうして必要で、どんなメリットがあるんだろう?と考えて、手放す、を繰り返してみるといいかもしれませんしね。
その上で出てくる答えが
「あなたの彼との向き合い方」
なのではないかな、と。
ちなみに僕なりに思う、この彼との関わり方ですが、基本的には「褒めと応援」の姿勢でいいと思います(笑)言いたいこともそれなりに言えると思いますし。
おそらく彼は女性を傷つけたくないと考えたり、負担をかけたくない、と考えている人でしょうし、その傾向は他の男性に比べて強いような気がします。
だとしたら、その彼を承認したり応援する感じだと、彼はもう少しあなたに気持ちを話すようになるかもしれませんよ。
それが男性には嬉しく響くときもあるんですよ、うん。
あなたの一言が彼に響く、そのイメージを持ってみてくださいね。
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