カウンセリングの中で
「忍耐女子さんが恋愛で惚れる側から魅力的な女性への変化」
をサポートさせていただくことがあるんですね。
とにかく遠慮して自分の愛や気持ちをお伝えにならない方がいます。
言い方を変えれば「自分の愛や思いの価値」を遠慮しすぎて過小評価しちゃっいがちな忍耐女子さんの恋愛は「私が惚れる側」から始まることが多いんです。
これは、パートナーにどっぷり依存している重い恋愛、という意味じゃありません。
いつも惚れる側、支える側に回るという意味で依存側に回っているという意味です。
まぁ考え方次第では
「いつも惚れる側に回れるって素敵なことやん」
とも言えるんですけどね。
あまりに控えめすぎたり、自己評価が低くなりすぎちゃうと
好きな人を愛している割に不安が続いたり
自分でいいのかな?と疑問を感じたり、いつも惚れる側に回ってしまって振り回されてしまったり
そんなことが恋愛の中で起こるんですよね。
だから、いつも恋愛で愛せている感がなくて、恋愛に自信が持てない、なんて感じになる方も少なくないんですよね。
あ、言っておきますけど、恋愛で依存側に回るとしても、仕事では自立、与える側なんてことはザラにおきますので、念の為。
特に男性に惚れがちな女性に多いかもしれませんね。
で、ですよ。
恋愛となると遠慮がちでつい依存側に回ってしまう女性ほど、こう自分の色気だとか、愛情の価値といいますか、平たく言えば「自分がモテる、魅力的だ」という認識が持ちづらくなっていることも少なくないんですよ。
そこで今日は
「いつも惚れる側に回る恋愛ばかりする忍耐女子さんが、魅力を受取発揮していくプロセス」
について簡単にまとめてみます。
よろしければどうぞ。
※忍耐女子さんの恋愛や女性としての魅力に関する話はこちらのコラムにまとめていますので、よろしければご覧くださいませね。
Index
忍耐女子の私が惚れる側から魅力的な女性への変化するプロセス
いわば惚れる側に回ることが多い忍耐女子さんが
「惚れる側から魅力的な女性」へと変貌する方法を考えるなら
やはり「自分自身の魅力をきちんと感じること」が重要、となります。
「自分がいい女(いい男)という部分を受け取れないということは
自分自身の内面の中で何らかの目に見えない(無意識の)自己攻撃があることを示しています。
だから、まず自己攻撃に気づいて、それを手放して自分の魅力を愛しましょう」
って話なんです。
まぁいつも恋愛で惚れる側に回ってしまうのは
自分の魅力を信じきれないだけでなく、自分の魅力に対しての自己攻撃があるものですよ
という話なんですね。
ただ忍耐女子さんの場合、自分の魅力を受け取るプロセスのまえに
「人の愛を受け取る」というプロセスが非常に重要になります。
このプロセスを進まずに魅力を受け取ろうとしても、まぁ非常に困難といいますか
「私に魅力はあるとアタマでは理解できるんですけど、実感がわかないんです」
という状態になることが多いのです。
忍耐女子さんほど「魅力を受け取る前に、人の愛を受け取ることは重要」である理由
ではなぜ、忍耐女子さんほど
「自分の魅力を受け取る前に、人の愛を受け取るようになっていたほうがいい」
と僕がお伝えしているのか、その理由をお伝えしますよ。
これは少しむずかしい心理分析になっちゃうんですけども、お付き合いください。
基本「自分の魅力がわからない、受け取れない」という心理状態は
自分の魅力に対する自己攻撃や、否定が伴っていることが多いんです。
要は、意識ではなく無意識的に「自分の魅力を自覚しない、感じない、受け入れない」という心の動きがそこにある、ということです。
だから、たとえ周囲から魅力や価値を承認されても、それも受け取れない状態になっているんです。
この状態は心理的に何を意味するか、というと、「心理的な自立」を意味することが多いです。
つまり、心理状態として
「たった一人でいかに傷つかないか」を優先している状態なんです。
言い方を変えれば、誰の愛も受け取らないし、誰の力も借りないようにして生きている、ということです。
※自立に関する解説は次のコラムにありますので、よろしければご覧ください。
忍耐女子が抱える自立の心理と魅力に対する自己攻撃
そもそもこの自立は「自分がこれ以上傷つかないため」になされているものなんです。
例えば
- 人に愛されることを望んで傷つくのは嫌だ、とか。
- 親にですら十分甘えられなかったし愛されたと思えていない、とか。
- 誰かに甘えようとしてその人がいなくなっちゃうことにはもう耐えられない、とか。
- 昔、めちゃくちゃ痛いと思えるほど恋愛に依存していた自分がいて、それで彼の関係をぶっ壊しちゃった、とか。
そんな経験があると
いわば、人間であれば抱えるであろう依存的な気持ちを抱いたときに
「でもそんな気持ちを持って、また傷ついたらどうしよう?」と思い、ついつい自立のスタンスをとってしまうんですよ。
人の愛や好意を受け取らない、というスタンスですね。
でも、人間、依存心や愛されたい気持ちって普通に持つものですからね。
だから、何らかの形で自分の依存心を押さえつけないといけない(心理的な防衛をする必要がある)ってことなんです。
このとき登場する「依存心を押さえつける方法」こそが
忍耐女子さんが忍耐女子さんたる所以でもある
「惚れる側に回る・相手を支え続ける側に回る」
というものであり、
「自分の魅力に対する否定、自己攻撃」
なのです。
要は、いつも惚れる側に回っていればそれなりに依存心が満たされるような気がする、ということでもあります。
また、無意識的に自分の魅力を否定したり、自己攻撃することで
「私、自分にあまり魅力を感じない。
だから、もう愛されることを諦めたほうがいいよね、頑張って愛したほうがいいよね」
という認識を作り、依存心を封じている状態だ、とも言えるのです。
つまり、この時点で「人の愛を受け取れる心理状態ではない」ということが見えてくる。
この状態で「自分の魅力を受け取る」ということが何を意味するかというと
「結局、自分の魅力って私の中で自己完結するだけのもの。
自分が自分を魅力的だよねと思うだけのことでしかなくて、それが私の気持ちを救ってくれるものではないよね」
という認識につながってしまうことが非常に多いってことなのです。
だから、自分の魅力を理解していても
それを心のなかで感じて「自分ってめっちゃいい女やん」と自覚することは少なく
むしろ「魅力があるならもっと頑張って彼を愛さないと」と、与えるエネルギーの方に変化して消費してしまうことが増えるんですよ。
だから、カウンセリングなどのセッションでは
「魅力を受け取るもの良いですし、そこは確かに一つのあなたにとってのゴールなんですけど、まずは自分の魅力をぶっ叩いていることに気づいて(自己攻撃・無価値感)、そこを癒やすことからはじめていきません?」
と扱わせてもらうことになるんですよね。
ちゃんと自分の魅力受け取れるように、あなたがあなたを責めている部分に気づいて、癒やしていきますよ、という話です。
魅力的な女性への変化するなら、人の愛を受け取れるようになるところから始めましょう
忍耐女子の私が魅力的な女性への変化するなら
人の愛を受け取れるようになるところから、意識してみてほしいな、と思います。
ただ、ぶっちゃけ「人の愛を受け取るアプローチ」は一人でいくら考えても無理なことなので、心理的なサポートとしてのカウンセリングを使ってもらったほうが話は早いと思いますよ。
僕もよく「浅野さん、人の愛を受け取るセルフワークとかないですか」と聞かれることも多いんですよ、忍耐女子の皆さんから。
ただ、そのご質問をしていただく時点で
「人から受け取る気があまりないのかも?」
という部分が見えたりするんです。
自立的に考えることが悪いことじゃないんですけど、忍耐女子さんが魅力的になるプロセスでは、その自立がブロックになっているので、「一人でやらない」「信頼できるカウンセラー(相棒)とともに進む」ってことが重要になることも少なくないですよ。
最後になりますが、
「人の愛を受け取れるように、自己攻撃を外したり、自分自身を受容していくアプローチ」を続けることで、
徐々にピンと背筋が伸びるような感覚を覚えることも少なくないんですよね。
「私の魅力ってなに?」という感じから
「え、私の魅力、すご・・・」みたいな感じになる。
だから、恋愛でも惚れる側から、相手を魅了する側に変化することができるようになるんです。
場合によっては彼にこんなふうに言える人も出てくるかもしれません。
「あなたは私のことを我慢強くて、健気、でもどこかかわいそう女と思ってるみたいだけど、私、魅力的だってみんなに言われるんだよ。
それって私といたくない、って意思表示なの?」
惚れる側に回る優しい女性から、魅力的な女性への変化。
うーん、なかなかワクワクする話ではないでしょうか?
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