休み明けに感じやすい「明日から仕事かぁ、つらいな」なんて気持ち。
感じていていい気分ではないものかもしれませんね。
ただ、特に長期休暇明けなどはつらいと感じやすいかもしれません。
そこで今日は「休み明けの仕事がつらいと感じる理由」と、つらいと感じなくなる方法をご紹介します。
Index
休み明けの仕事がつらいと感じる理由
では、どうして休み明けの仕事がつらいと感じるのでしょうか?
そう感じる理由をいくつかご紹介します。
きちんと休めていない
「休みにきちんと休めていない」と、休み明けの仕事が辛いと感じることがあります。
身体的にも心理的にも疲れが取れておらず引きずっているので、休み明けの仕事と向き合う気力を感じられなかったり、気分が落ち込んでしまうことがあります。
休暇中の疲れが続いている
みなさんも休暇中に遊び、旅行や帰省などに向かうこともあるのではないでしょうか。
例えば、休暇中、アクティブに動き続けたことで疲れが残ることもあるんですね。
実は、心理的に見た休暇がもたらす良い気分は、休暇中より、休暇前のほうが強く出るものなんですね。
楽しみにしていた休暇だからこそ、気分が高揚して楽しむことはいいことなのですが、あまりに予定を詰め込みすぎて疲れすぎないように注意することも大切なことかもしれませんね。
そもそも今の仕事が好きではない
そもそも「今の仕事があってない、好きではない」という気持ちがあると、休み明けの仕事がつらく感じることがあります。
「休みが明けて仕事をする」という状況と、自分の中の「仕事をしたくない」という気持ちの「不一致」が起きているときにつらいと感じるのです。
この場合、そもそも仕事に対する向き合い方から考えていく必要があるかもしれません。
本当に、今の仕事が合っていないと感じるなら、仕事自体を見直す必要があるやもしれません。
一方、仕事に対して取り組む姿勢、特に「この仕事と関わる」という姿勢が持てないからこそ、仕事がつらいと感じることがありますね。
義務感が強すぎる
義務感とは「やるべきである」という認知でもありますね。
この義務感があまりに強くなると「仕事は(つらくても)やるべきだ」と思いすぎてしまい、更につらくなることがありますよ。
そもそも体や心が疲れているのに義務感を使って力を絞り出せば、状況と自分の気持の不一致を無視する形になってしまいますからね。
貢献意識が強く仕事で犠牲が続いている
また、仕事に対しての貢献意識が強く、どこか自己犠牲が続いている場合も、休み明けの仕事に辛さを感じる場合があります。
仕事に関する貢献意識を持つことは素晴らしいのですが、自分のことを優先できなくなるほど頑張りすぎてしまうと、自己犠牲となってしまうことがあります。
すると、自分より仕事を優先する意識が強まって、仕事を続けていくことに辛さを感じる場合がありますね。
休み明けの仕事がつらいと感じるときの対処法
では、休み明けの仕事がつらいと感じたときの対処法についてご紹介します。
休みの質を上げる
普段から、休みにきちんと休めていない場合は、休みの質を上げることを考えてみてください。
休みは疲れているので、家でぼーっと過ごす、ずっと寝ている、という方もいるかも知れませんが、それは逆効果になることが多いです。
生活のリズムを整える、きちんと栄養バランスを考えた食生活を取り入れる、軽い運動を取する、自分の楽しみを満喫する時間を作る、などたくさん休みの質を上げる方法はありますからね。
休みの質を上げていくことで、心も体もリフレッシュすることができますよ。
今の仕事との向き合い方について考える
仕事はしなきゃいけないもの、とか、好きでもない仕事をしなきゃいけないと思えば思うほど、僕たちの心はどんどんうんざり感を溜め込みます。
なので、もし、今の仕事が好きではないとか、やらされている感が強いならば、一度今の仕事との向き合い方そのものについて考えてみる方法もあります。
やりたいことを探すでも、新しい仕事を探すでも、今の仕事ときちんと向き合うでも、いいんです。
「仕事に対して向き合い、これからどうするかを自分で決めること」で、仕事に対するうんざり感は手放していける事が多いですね。
今、できることを行う意識を持ってみる
もし、仕事の中で義務感や役割意識が強まっているなら、そんな今自分の状況を振り返って見つめてみましょう。
その上で、無理が多いな、と感じたら「自分のできることをするかー」という意識を持つことがオススメです。
すると、「休み明けの仕事」とい状況と「仕事をするか」という気持ちが一致するので、つらいとは感じなくなりやすいです。
※それでもつらい場合は、絶対に無理せず然るべき機関にご相談いただくことをオススメします。
仕事に対する捉え方の軸を「自分にする」
仕事がつらいと感じる理由を考えていくと
あなたが「仕事」を捉えている主体・軸がどこにあるのか
という意識にあることが多いです。
例えば
明日から私が仕事をするぞ!ではなく、仕事に私があわせなきゃ、という感覚。
明日から仕事で自分の裁量で行動できる時間がなくなる、という感覚。
そんな感覚があると、つい仕事する時間は「拘束される時間」と捉えてしまうので、スタンスとしては受け身になりすぎると、ついつい自分の気持ちが苦しくなりますね。
だから何事も「主体を私」に向けておくことが私のためになる。
そのほうが「自由」「主体性」を感じられますよ。
最後に
僕はよく
「義務感や役割意識だけで仕事をしたり、どこか仕事に対して受け身すぎるスタンスをとり続けると、仕事ってつらくなることが多いですよ」
とお話することがあります。
そもそも「仕事」は「僕たちが幸せになる一つの手段」なのですが、何事も幸せになる手段い意識が取られすぎていると、かなりのストレスや徒労感を溜め込むことになります。
上手に仕事と向き合っていくことで、休み明けの仕事に対するうんざり感を手放すこともできるでしょう。
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