(面談カウンセリング後のご感想です)
おはようございます。
昨日はありがとうございました。
今私の中で、すっごく愛が溢れて穏やかというか、ニヤニヤといくか上手く表現できませんが…とりあえず笑顔がとまりません。
昨日帰ったあと、浮気を告白した彼と飲みに行き昔話に花が咲きました。
とは言え、彼すごく苦しんでそうです。
私と彼女(浮気相手)との間でどうしたらいいのかって苦しみもあれば、去年の私みたいに、いつ別れをきりだされるんだろうと、様子をうかがう感じもあり。
それを見ていて、去年の私ってこんな感じだったんだな~って。
(中略)
子供の話もしました。
彼は、不妊治療はしたくなかったと、私がどうしてもしたいからやってみたけど、あの時反対して止めていればよかったって。
あと、彼が言ってました。
これから修復の方向にいっても、自分が仕事で遅くなったりしたときに、何もやましいことはしていなくても疑われることがあるんだなって。
自分がそういう行動をしてしまったからしょうがないけどと、それも私次第だなって。
ま~、今の彼全て私に委ねているというか、私に選択をたくしているというか、男なのになさけないって、チ○コついて勇ましくふるまっているのにガラスのハートなんですからね手がかかりますね。
その気持ち通りこして可愛らしく思います。
昨日飲みながら話をしているときに彼が、私は去年の夏に比べたら変わったなって、強くなった。
こんなときにでも笑ったり、けど冷静な私を見てそう思ったんでしょうかね。
彼と話をして、少し離れて暮らせば、わたしの気持ちが固まるだろって。
ここでも私の判断に委ねるのかお前はっ!って思いましたけど。
今まで、浅野さんすごくお忙しいかただから、メッセージ送っても返信とか手間掛けてしまうと思って控えていましたが、今回は浅野さんの意思関係なくメッセージ送りたかったので送りました!
ではまたカウンセリング、楽しみに首を長~く待ってます。
(匿名さん ※一部編集させていただきました)
匿名さん(あえてお名前は伏せさせてもらってます)ご感想ありがとうございますm(_ _)m
しかし、ここ数回のカウンセリングで、その表情もガラッと変わられてすごいなぁ、と僕も思っていますよ。
不妊治療と、夫の浮気発覚。
もう少し考えただけでもきつい話ですよね。しかしもはや「夫のガラスのハートを見抜き、可愛らしく思う」なんて言えちゃうなんてスゴイですねぇ。
もちろん匿名さんに今も無理をしてほしくはないんですが(こういった問題はとてもデリケートだから、ココロが痛いのに平気とか言わないでくださいね、という意味ですが)随分前にぐぐっとすすんでますねぇ。
*
さて、不妊治療のプロセスのお話、カウンセリングでも実際に伺うことがあります。
が、ブログレベルではあえて書いていないことでもありますね。
やっぱり、んー。相当にタフでナイーヴなお話だと思うんです。だから少し僕も慎重になるといいますか、一概に言い切れないことが多いよなと思うことがあるといいますか。
その面で、ブログでは何かを書くことに躊躇していたんです。が、今回は少しだけ僕のカウンセラーとしての視点を書いてみようと思うんです。
※もちろん医療的なサポートは病院で、となります。僕ができるのは気持ちの面でのサポートですけどね。
*
こう、不妊治療にかかわらず、僕達って苦しくなると、ネガティブな感情が湧き上がってきますね。その意志とは関係なく。
だから分かっていても、理性的に、気丈に振る舞えないこともあります。
その結果、お互いがお互いを誤解してしまうようなことが起きたり、勝ち負けや善悪判断に頼りたくなることがあるのかもしれません。
目の前で疲れ果てている相手、苦しんでいる相手を見て、頑張れ、とも、やめてほしいとも言えず、耐え忍んでいる人もいます。
あまりの心苦しさから、パートナーを突き放す人もいます。
本来は頑張りたいと思っていても心が折れることだってあるわけです。
ココロの中では支えたいと思っていても、苦しさ・葛藤が勝ってしまうこともある。
だから、「今、こうすればいい」と思えることが、できないこともある。
どこか日常生活や仕事の中で余裕を失って、理解されることもなく孤独に戦っている方、何人もサポートさせていただきました。
うまくいかないことが続くと、アタマでは分かっていても、自分を責める、自分が悪いと感じないと自分を保つことができない、といった状態になることもあります。
そのパートナーの苦しみを見て自分を責めてしまって罪悪感を選ぶ人もいる。罪悪感を選ぶとは、自分自身が苦しむ、罰を受けるような選択を自分に与えてしまう人もいます。
実にいろんなケースがあって、一概には言えないこともたくさんあります。
そして、そこには頑張ろうという意欲と共に、辛さが伴ったいろんな誤解があります。
私に対する誤解、相手に対する誤解、夫婦としての誤解・・・。
そして不思議なんですが、人は苦しみを抱えていると「誰も私のことを(俺のことを)分かってくれる人はいない」「相手はわかってない」と感じてしまうもの。
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そんなとき、僕のカウンセリングのスタンスは「誰も悪い人はいない」なんです。
微妙なことを言っていると分かっていますが、あなたも、相手も、そしてこのプロセス自体も、悪くない。全ては想いから始まっているのだから、何も悪くない、なんです。
そこからカウンセリングを始めます。
だからついパートナーを責めてしまったり、感情的になったあなたも悪くない、なんです。
いろんな辛いことがあっても、それを罪悪感と結び付けないようにする。これは僕が大切にしている視点です。
じっくりと心を癒やし、辛い気持ち、心のダメージをケアすること。
そうなることで、次に進めるんですね。
***
匿名さんは今、もう一度自分を取り戻されたようです。
今はもう私の「選択」を取り戻すことまで前に進めた。
あの大ダメージの中から抜け出して、私がどうしたいか、を選べるようになった。
僕は、良かったなぁ、って心から感じています。少しでもお役に立てていたらいいなぁとも。
だから
「お前はこの期に及んで私に選択を委ねるのかー!」
「あんた、ちゃんとついてるんだろー!」
「まだ私の気持ち、見えてないのね!」
「君は強くなった、って、昔から強いわ!バカー!」
なんて思っちゃって普通だと思うし、そんな話を伺わせていただくと「ホントごめんなぁ、僕が代わりに謝るわぁ・・・」なんて気持ちに心情的にはなってしまいます(笑)
「でも、そんな夫が可愛らしく思えるんです」
その一言で、あぁ・・・救われた・・・と感じるし(笑)でっかいなぁ、あなたの愛は、と思うんですよねぇ。
ま、罪悪感モードの男性心理はガラスのハートですからねぇ、うん・・・。え?
とにかく僕は、夫婦の愛を紡ぐプロセスの中で、そういったネガティヴな衝突は起こらないでほしい、と心から願っていますよ。
が、しかし
もし起きてしまった時は一人で抱えこんでいただきたくはないな、とも思っています。
匿名さんメッセージありがとうございました~。
あなたの思いが、誰かの救いになりますように。
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