「今、感じていることが相手に伝わる」と意識してみると見えてくることがある
例えば
「売れる営業マンと売れない営業マンの違い」「モテる人とそうではない人の違い」ってなんだと思いますか?
答えは「相手に怖れを感じさせていない」です。
売れない営業マンさんやあまりモテないとお悩みの方が悪いわけじゃないのですが
どこかで「相手に対してビビってる」
つまり、恐れを抱き、感じながら近づいていることが多いのです。
それが相手に伝わり、何もしていないのに警戒されたり、距離を置かれたりするのですよ。
つまり、感情が響き合って相手が怖がってしまうから、親しくなれないのです。
「感情は共鳴する」という考え方
私たちの学ぶ心理学では「感情は共鳴する」と言われています。
感情は全く目に見えないので分かりづらいのですが
「私が感じている感情が、相手に響く」ということなんですね。
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例えば、あなたの目の前ですごく落ち込んでいる人がいるとします。
あなたが心配して「大丈夫?」と話しかけたとしましょう。
その人が無理して「うん、大丈夫だよ」と伝えてきてくれました。
さて、あなたは「大丈夫だ、この人は」と感じるでしょうか?
違いますよね。「大丈夫じゃねぇだろ〜」って思いませんか?
これは相手の言葉ではなく、感じていることをこちらがキャッチしているからなのです。
このように
「自分が感じている気持ちは見えないところで確実に人に伝わる」わけです。
いくら言葉や態度で隠しても、相手に伝わってしまうのです。
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先に書いた「売れない営業マン」の例で言えば・・・
売れない営業マンは「売れない」と感じています。その理由はいろいろあるでしょうけれどね。
だからつい顧客に伝わりやすい気持ちは
「この商品、売れないものなんだ」ということになる。
だから、相手が商品に魅力を感じたり、購買意欲を持たないままになると考えられます。
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「私はモテない(好きな人に好かれない)」と思っている人は「私は好かれない」と感じています。
心理的には「無価値感」〜自分には価値が無い〜という感情を何かしらの理由があって選んでいます。
なので、その人と関わる人は
「なんだかこの人と接していても好かれてるとは思えないし」
「万が一、こちらから好意を向けても否定される気がする」
となんとなく感じてそれ以上踏み込んではこないのです。
https://www.asanohisao.jp/archives/6521.html
共鳴作用を上手に使っていきましょう
ただ、この感情の共鳴作用は
ネガティヴに使うと、マイナスの効果を生み出しますが
上手に使えば、人を幸せにしたり、勇気づけることもできるのですよ。
例えば、あなたが「素敵な恋愛をしたい」と願われるなら
あなたが「楽しい、嬉しい、満たされている」といった感情を感じるように気持ちを整えてみてください。
すると、その感情が伝わって、好感を持たれやすくなりますし、人が集まりやすくなりますよ。
特に恋愛は「感情で行うもの」だからこそ、「あなたの気持ち」はかなりの影響力を持ちます。
このように、あなたが「いい感情を響かせている」ことで、周囲に良い影響を与えることができるわけです。
心を整える、感情を整えることの意味はここにもあるというわけですね。
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