浅野さんへの質問です。
悩みに悩んで、検索していてこちらのサイトへと辿り着きました、相談させてください。
私には今、友達とも言えないけれど彼氏でもない人がいます。彼は会社を経営しており、「今は仕事が1番で恋愛する気はない」と言って私と付き合おうとはしませんが、私をそばには置いておきたいようです。
人のことを滅多に信用しない彼にとって私は、数少ない「何でも話せる人」のようで、誘われてデートしたり連絡もよく取ります。体の関係はありません。
ただ、他の女の子とも遊んでいるみたいで、そういう子たちは彼のストレス発散の材料にされているみたいです^^;
私の周りの友人には「そんな男やめておけ」とよく言われるし、私自身もこんな曖昧な人のそばにいても・・・と思うことが多々あります。
その反面、まぁ社長だしストレス発散に女の子と遊びたいよね、でもどうせ私の元へ帰ってくるんでしょ?全く。と思う部分もあります。
何度か、耐えられなくなって離れようとしたこともあります。それでも、何ヶ月か空いても何度も戻ってきて、繋がりが切れることがありません。
浅野さんも、私の友人と同じように、やめておいた方が良いと思うでしょうか?
彼は私を都合よく扱っているだけなんでしょうか?
今は、付き合う気がないなら距離を置きたいという気持ちは伝えている状態で、連絡を取らないようにしています。
ネタ募集ネーム:Miyabiさん
Miyabiさん、ネタのご協力ありがとうございますm(_ _)m

なるほど、なんとも切なく悩ましいお話ですね。彼はあなたに意識を向けながらも「恋愛する気はない」といっているわけですね。
それぐらい男性としての魅力があふれる彼なのかもしれませんね。
では、僕なりの回答をお伝えします。よろしければご覧くださいね。
Index
自立的な彼X他の女性の影=特別意識を刺激する
まず、あなたが彼に魅力を感じていることや、彼があなたを信頼して自分の話をされたり、そばに置きたがっていることは紛れもない事実なのでしょうから、疑うなんてことはしなくていいのだと思います。
きっと彼もあなたという人に魅力を感じたり、彼はあなたのそばにいると安心感を得られる状態がそこにあるのかもしれませんね。
ただ、こうも書いてくださっていますよね。
>ただ、他の女の子とも遊んでいるみたいで、そういう子たちは彼のストレス発散の材料にされているみたいです^^;
これ、なかなか微妙な話だよなぁ、と思うんですよ。
たとえ彼が遊びで他の女性と絡んでいるとしてもね。
その彼が、あなたに何かしら関わりやらサポートを求めてくる素振りが見えるとなれば、信頼して受け容れてあげたいと思うでしょうし。
しかし、私も同じように扱われるんじゃないかと思うと、すげー傷つきそうで嫌ですしね。
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さて、この「彼の周辺に他の女性の影が見える状況」は、どこか僕たちの本能的に「彼の一番になりたい」という欲求を刺激しやすい状況だと考えられそうです。
「自分が大切な人の一番になりたい」という気持ちや、「他の女性より特別な存在だと思われたい」といった欲求をガツンガツン刺激されやすい状況である、と言えるんです。
僕たちの心理学ではこれを「特別意識」と呼びます。
僕たちにはどこか「自分は常に特別な存在でありたい」という欲求を持っています。
この「特別さ」を埋めてくれる誰かに魅力を感じたり、その人から「特別だ」と言われることを渇望してしまうこともあるんですよ。
いわば、僕たちは誰かによって「特別だ」と見られたいという気持ちがあるというわけですし。
反面、自分で「特別さがないこと」で悩んでいるフシがある、というわけです。
その答えは「特別さ」を求めるより、「自分は自分でいい」と思える方向に進むほうがいい、って感じなんですけどね。
もちろん、実際にあなたがそうお感じになっているのかどうかは別にして、環境的にそう感じやすい状況ではないだろうか、と僕は思えたんですね。
そこに、彼が経営者であり、かなりパワフルな男性で、かつ普段は自立していて誰にも弱みを見せないのに、私には心をひらいてくれている、という状況が重なるとしたらどうでしょう。
彼のことを受け容れ愛してあげたい、という純粋な気持ちと、彼の一番になりたい、といった欲求と、しかし「彼が私を信頼し受け容れてくれないと無理」という気持ちとの間でかなりの葛藤を感じないでしょうか。
僕にはそんな状況のように思えたわけでございます。
だから、彼のそばに女性の影があるかないかでも、あなたの感じる葛藤の大きさが変わるのではないか、ぐらい思うのです。
超自立タイプの男性が持つエネルギーが女性のコンプレックスを刺激する
実はここには、先に書いた特別意識の根っこにある感情、「無価値感」や「未だ満たされていない依存的願望」の存在が影響していることも少なくないんですね。
彼は経営者であり、自分で自分の人生を前に進めているようなタイプの男性なんですよね。
すると、彼からはとてもパワフルな男性性的なエネルギーを感じるでしょうし(それは時に自己破壊的なエネルギーのようにも感じるかもしれませんが)、その彼の意識が「私をそばにおいておきたい」というカタチで向いている、という状況ですよね。
だとすると、つい彼に「期待」してしまうことがあっても不思議ではない、と思うんです。
ここには「なんだか自立して不器用に生きている彼のことを受け容れ愛してあげたいという母性的な感覚」と同時に、「彼と一緒にいると私の中の満たされていなかった願望が満たされるのではないか」と期待してしまうことだってあり得るだろうと思うのです。
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そもそも僕たちにとって異性のエネルギー・特に包容力は、自分の劣等感コンプレックスから開放されるためにとても重要なエネルギーです。
いわば、自分では愛せない自分を愛してくれるエネルギーだともいえます。
それは、今まで自分自身の中で抱えてきた「私の心の影の部分」を「それでいいよ・愛するよ」と見てもらえるような感覚を感じるものなんですね。
だから、パートナーの存在は「自分をもう一度生き返らせてくれるような存在だ」とも考えることができますし、実際に僕も男性にそういったエネルギーを与えてあげたいと真摯に向き合っておられる女性のみなさんと、たくさんお会いさせてもらってきたところです。
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ただ、彼を受け容れて愛してあげたいという気持ちは愛と言えそうですが、彼への期待は願望なんですよね。
実際に、彼がそれを満たしてくれるかどうかは、ちょっとまだわからない。彼は「今は仕事が一番で恋愛する気はない」とおっしゃっているわけですからね。
そこを見てあなたのお友達は「やめておいたら?」とおっしゃっているのではないでしょうか。
とはいえ、この願望、欲求、期待を自分の中で切り離すことは相当に困難なので、非常に悩ましくなることがあるとも考えられそうなんですよね。
だとしたら、本当に苦しいと思います、この状況は。
自分の気持ちを疑う状況にハマらないように気をつけよう
>彼は私を都合よく扱っているだけなんでしょうか?
だとしたら、こっちからNoを突きつけたいところですよね?
でも、あなたにはそう見えていないんじゃないですか?
彼はどこか孤独を抱えていて、かつ、私を必要としているように感じられていないでしょうか?でなければ、きっと悩まれないと思うんですよ。
そして、その彼の気持ちに応えてあげたいという思いも間違いじゃないと思うんです。
だとしたら、「彼は私を都合よく扱っている?」という疑いは、あなたの中で否定したいことになるはずですよね。
私だけは彼のことを理解してあげたい、と思っても不思議ではないといいますか。
そもそもあなたが彼のことを疑うこと自体が、あなたの気持ちに反しますよね。
なにより、あなたが今、魅力を感じている彼に対して、自ら疑いの目を向ける事自体、自分自身を肯定できない材料になってしまいますから、きっとあなたもそれは望まないのではないでしょうか。
>今は、付き合う気がないなら距離を置きたいという気持ちは伝えている状態で、連絡を取らないようにしています。
そう考えると、あなたは今、うまく彼に対応をされているなと僕は思いますよ。
この状況では、「彼があなたをどう見ているか」より、「あなたが彼のことをどう見ているか」が、あなたの気分や自尊感情に直接影響することですからね。
しかし、おそらくこの彼には、あなたのその葛藤や悩ましい気持ちがあまり見えていないのかもしれません。
そもそも彼は自分の力で自分の人生を進めてきたと思っている人でしょうから、逆説的に「自分が人の目によって守られ、支えられてきた」といった意識は遠ざけたいと思うか農政が高いはずなんです。
どこか、自分が最も重要としている「自力・自信」や「仕事」に対して集中したいと思っている分だけ、いいか悪いか別にして、「他人が自分のことをどう思っているか」に気づかない部分があるのかもしれません。
その彼のあり方は、いわゆる人の愛をブロックする態度の繋がっているわけです。
ここをさてはてあなたがどう捉えるかで、あなたの考え方、お気持ちも変わってきそうですね。
私と彼、どちらのあり方も大切にするという視点で物事を決めることが大切です
こういう場面で大切なことがあるとしたら、自尊感情という視点で物事を見つめていくことかな、と僕は思います。
自尊感情「自分は誰かの役に立ちたい、喜びでありたい」という視点で見るとはどういうことかといいますと、「あなたが自分のこと、彼のこと、どちらも罪や罰にしない」という視点を持つイメージです。
僕の意見としては、あなたが彼の癒やしや支えになりたいとか、だからこそ彼に愛されたい、選ばれたいという気持ちあるのなら、そのお気持ちに何ら罪はないと僕は思うのです。
むしろそれは人として当然感じることですし、相手の喜びになりたいと思うなら、それこそ素晴らしいものでしかない、とも言えるかもしれません。
だとしたら、彼の生き方、成功法則も彼にとっては重要なものなのかもしれませんよね。
その自分と彼のあり方をどこまで大事にできるのか。
ここがこのような状況の中でとても大切なポイントになるでしょう。
これが「うまくできない」とか「彼といると私が私らしくいられない」「私は彼に自分を変えてほしいと思いすぎてしまう」といった気持ちを感じるたびに、どうしても深く悩んでしまうし、自分自身が葛藤を抱えてしまうものかもしれません。
つまり、葛藤をする理由は「愛ではない選択を自分が取ろうとしている」という部分にあります。
もし、お互いがお互いを大切にできないならば「それはきっとお互いの愛から出てくる選択ではない」。
そう自分自身の深いレベルで理解しているからこそ、そんな自分にはなりたくないと思うものなのかもしれません。もちろん彼のことを受け容れ愛してあげたいという気持ちと同時にそう感じるものなのでしょう。
しかし、目の前の彼は自分自身のことを振り返ったり、私とどう向き合おうかと考えているような素振りはないとしたら、やはり今の彼を見ていると「彼は心から私を信頼してくれるのだろうか」という疑いも感じやすいはずですし、そう感じる自分もあまり好きになれないのかもしれません。
だからこそ「今はそんな彼だけど、しかし彼を私の愛で包んだら、彼も変わってくれるのだろうか(彼に本当の親密感を与えてあげたい)」という気持ちも感じやすいのかもしれません。
もしそうだとしたら、その自分の気持ちや感覚は否定せず、しかし一旦手放しながら、お互いの今のあり方を大切にするという選択をとることこそ、今求められていることと言えるかもしれませんね。
「だって、彼はそういう人だし」と、一番理解されているのはあなたご自身ではないでしょうか。
だとしたら、その自分の感覚も一旦信頼してみてはいかがでしょう。
その上で、私が最も選択したいことは何だろう?と考えて見る感じです。
それでも彼を愛せるし受け入れることができるなら、積極的にアプローチしてみてもいいですし、彼の今のあり方を尊重してあげてもいいかもしれません。
もちろん心のなかには「彼のことが好き」という思いが余って、時には溢れてしまうかもしれませんが、そんなときは彼との時間を楽しんでみる、という選択もあります。
逆に、やっぱ私が求めている関係には程遠い、と思うならば、ここは距離をおいて手放す、という選択もあります。
どちらにしても、あなたが彼に寄せた好意自体に罪はないし、間違いでもありません。
まずこのように自分と向き合われてみると、比較的苦しい思いをせずにすむかもしれません。
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もちろん、今回の状況では、あなた自身もなかなか冷静になれない、というお気持ちもあろうかと思うんですけどね。
そんなときは、まずは自分の気持ちに素直になれる時間を取ってみることもおすすめでしょうか。
信頼できる人に自分の気持ちを洗いざらい話してみたり、彼に対する気持ちをノートにまとめたり、方法はいろいろありますよ。
その上で、お互いにとって「お互いがお互いの素晴らしさや愛を選択できること」を考えてみることがいいのではないでしょうか。
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彼にとってもあなたが傷つくことは望まないことでしょうし。
あなたにとっても彼を責めることを望まないと思うのですね。
そう考えるならば、「彼があなたのことをどう思っているか」ではなく、「あなたが彼のことをどう見て、どう感じているか」をしっかり見つめていき、その上で行動を決めていかれる方が後々楽になりますし、自分の気持ちもスッキリしますよ。
今日、僕からお伝えできることはこのような感じです。
なにか参考にしていただければ嬉しいですし、もし機会がありましたらそのあたりの話を含めてお話できるといいですね。
それでは、失礼します。ご質問ありがとうございました。
あなたのお気持ちが一日でも早く落ち着かれることを祈っております。