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「嫌いだったら一緒にいない」ってどういう意味?
さて、今日は恋愛の中で男性が使う
「嫌いだったら一緒にいない」という言葉について考えてみます。
恋愛・夫婦カウンセリングの中で頻繁に登場する言葉ですが
ついつい不安が強まって信じられなくなっちゃう女子のみなさんもいらっしゃるようなので、、男性心理から解説してみたいと思います。
よろしければどうぞ。
「嫌いだったら一緒にいない」に込められた意味は「好きだから一緒にいる」
パートナーとは「好きだから一緒にいる」。
普通はそう考えますよね。
でもね、いわゆるネガティブ思考を得意としている人にとって
「好きだから一緒にいる」という言葉は、なかなか言い出しにくい言葉なのです。
ネガティブ思考とは、いわば「こだわり」「問題発見思考」とでもいいましょうか。
いわば「男性的、自立的な思考」のことなんですけどね。
自分の考え方がネガティヴな方向に触れている人ほど、素直に喜ばないものです。
例えば、日常の中でも
「んー悪くない」「問題ない」「嫌じゃない」という言葉を使うものです。
これらはすべて「いい」「OK」「好き」の意味に置き換えられます。
つまり、「嫌いだったら一緒にいない」という言葉も、これと同じです。
この言葉は「好きだから一緒にいるんだよ」という意味なんです。
ただし、どんな人が話しているのかで意味が変わることもある
ただし、「嫌いだったら一緒にいない」という言葉を
「誰が」
「どんなマインドを持った男性が」
「どのような状況において」
そう話しているのかの違いで、その言葉の意味も変わってくるのです。
もし、超真面目な人が「嫌いだったら一緒にいない」と話しているとしたら、疑いようもなく「好き」という意味になります。
男性が女性に純粋な好意を感じているときも同じです。
好きという言葉を口にすると、何かしらの感情が動いてしまうことを不安に思う男性がよく使う言葉です。
この場合、思いきり好きなんだ、私のこと、と理解してOKです。
しかし、「嫌いだったら一緒にいない」という言葉が、駆け引きとして使われているとしたら、彼の本心はまた別のところにある可能性があります。
「嫌いだったら一緒にいない・・・けどね」
と、先に続く言葉がある可能性があるってことです。
「嫌いだったら一緒にいない(=好き、一緒にいたい)。ただ、今の自分には君に言いたいことがある」。
わかってほしいことがある。伝わってほしい気持ちがある。
そんな感じですね。
だから、この言葉を「誰が」「どんな男性が」「どのような状況で」使っているのかは、ちょっと考えておいたほうがいいかもしれませんね。
一般的に、人に対する好意の言葉は、そのままの意味で使われる場合もあれば、自分の不満や別の本音を隠すために使われる場合もありますからね。
「嫌いだったらいない」と言いながら、本当は「嫌いだった」としたら?
もし、男性の中に愛も情も好意もなくなっていたとしたら。
おそらく多くの男性が「嫌いだったら一緒にいない」とはいいません。
むしろ、逆のことをいう可能性が高いです。
人は、自分の心のど真ん中にある気持ちを隠す傾向があります。
例えば「好きな人に好きと言いづらい」ので「もし、好きとか言ったらどうする?」というように。
つまり、ネガティヴ思考が強い男性が、本当に女性に対しての愛情がなくなったとしたら
例えば
「本当は嫌いじゃないんだけど、別れたい」
「君が嫌になったわけではないんだけど、離れよう」
といった言葉を最初にチョイスするでしょう。
稀に、心のど真ん中にある言葉をそのまま伝える人がいいますけど
その人が「嫌いだったら一緒にいない」と言うならば、これは100%好きなんです。
多くの場合は好きだと言わない男性の常套句
要は恥ずかしいんですね、好きだという言葉が。
特に、自分から好きだと伝えて、相手が喜んでくれなかったり、適当に流されると、感情が苦手な男性ほど屈辱感を感じるんですね。
「お、おれがそう言ったのに・・・」と。
こうなると、ちょっと手のかかる男子に変化するかもしれませんよ~。
拗ねたり、怒ったり、口を利かなくなったり・・・。
もちろん男性もそんな自分にはなりたくないですからね。
このリスクを回避するために「嫌いだったら一緒いないって」という言葉を使う男性は多いもの。
人によっては、最上級の愛情表現である場合もあります。
なにより、その言葉を使う男性がどんな人なのか、にも注目しておいてみてください。
わからないときは、周りにいる男性に聞いてみるといいかもしれませんよ。
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