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「恋愛に自信がない」その悩みの正体とは?
いきなりですが
「恋愛に自信がない」という気持ち。
これってとにかく漠然としすぎていると思いませんか?
例えば
「恋愛に自信がないんです」
「今彼と別れたら、次にいい人が出てくるとは思えなくてこだわってしまいます」
「また結婚できると思えないんです。だから離婚だけは絶対に嫌」
こういったご相談って実際に少なくないものなんですよね。
言葉としての意味はわかるのですが、そのままだと漠然としすぎていて自分が何に困っているのか、わかりにくいですよね。
また
「自信がないから恋愛がうまくいかない」という話もかなり漠然としていません?
自信がつけば恋愛がうまくいく?
では、失恋を恐れず告白の千本ノックを行える猛者だけが幸せになれるのでしょうか?
それとも自分を好きになることでしょうか?
自分は自分でいいって思えることでしょうか?
たしかにそれも1つの答えかもしれないです。
ただ、恋愛に自信がない方でも、びしっとお仕事されている方も少なくないですし。
「自分は好きだし、自己肯定感そんなに低くないけど、恋愛がうまくいきません」
というご相談も実際にあります。
んー。こうなると訳がわからなくなってしまいませんか?
では一体、何が問題なのでしょうか。
今日はその答えになるであろう考え方を、一つお伝えしたいと思います。
「恋愛に自信がない理由」は「パートナーをいい気分にできない」と感じているから
この答えはこう考えると出てきます。
「恋愛に自信がない」→「なぜ?」
→「愛されるとか好かれるとか思えない」→「なぜ?」
→「だって私では相手をいい気分にできないかも?」
つまり、「好きな人に喜んでもらえない自分」に痛烈なNOを出すわけですよね。
それほどまでに「愛したい人」ってことなんですけどね。
逆に、「誰にも愛されない」から「自信がない」と解釈すると、まぁ地獄のような気分になりませんか?
そもそも「誰にも愛されない」ことを証明するなんてことは不可能だと思うのですけども。
恋愛で何がつらいかと言えば「愛せない」ということ
とにもかくにも、恋愛や夫婦関係の中で何が辛いかといえば
「愛しているのに、相手が喜ばないこと」
これに尽きると思いませんか?
- 毎日仕事を頑張っているのに、いつもお金がないと言われる。
- 一生懸命パートナーのケアをしているのに、つらそうにしている。
- 思いを伝えているのに、相手が苦しそうにしている。
- 私なりに愛情込めて頑張ったけど、それが重い・迷惑だと言われる。
- 自分が大切にしてきた家庭に、浮気の問題が訪れる。
- ギリギリまで頑張って彼を受け容れたのに、別れようと言われる。
これら全て、自分なりに愛しているのに、相手がいい気分・感情になってくれない状態なんです。
だから、愛している自分の意味を見失ったり、傷ついてしまう。
この傷の話は明日に回したいと思うのですが、それほどまでに僕たちは愛したいし、愛せないことが辛いわけですよ。
だから、私は大切な人をいい気分にさせてあげることができないのではないか、と考え(それこそ誤解なんですけどね)、これを「恋愛に自信がない」と表現されている方って多くないだろうか、と僕は思うのです。
自分を責めると更にやらかしてしまう
例えば、僕が3歳の娘に喜んでほしくて、おもちゃを買ってあげようかな~と思い、仕事帰りに名駅のビックカメラに立ち寄って帰ったとしましょう(えらく具体的だな)
しかし、娘のお気に召さないおもちゃを買ってしまうという、ダメパパになりさがったとしましょう
そこで「せっかく仕事帰りに買ったのにな~」と残念な気分になったとしたら・・・
父の思いを受け取ってくれ、娘よ、と依存的になるわけですよ(笑)
でもね、そこで傷つかない選択が取れるなら、「また買ってきてあげるよん」「何が好きかなぁ~?」と言えるわけです。
ここで大切なのは、自分が与えたことと、相手が受け取ったかどうかをしっかり分けて考えることです。
「自分がどんな思いで、何を与えようとしたのか、どう愛そうとしたのか」を意識して受け止めておくこと。
と同時に
「相手にも相手の気分があるよなぁ」と相手の選択を奪わないほど、自分の心に余裕を持つこと。
この2つが大事になります。
しかし、僕がもし「娘を喜ばせることもできないダメパパだ」と感じることが嫌だとすれば、娘をコントロールするでしょう。
「パパが買ってきたんだから!これで遊びなさい!」と。
うーん、流石にこれは言いませんが、でもつい言いたくなる気持ちもわかります。
また、もし僕が拗ねたとしたら「あっそ、買ってきたのにいらないんだ。じゃ捨てちゃうね。もう二度と買ってきてあげないから!」と逆ギレするかもしれない。
「せ~っかくパパが買ってきたのに」という思いの裏で、やっぱり俺はダメパパだ、と自分を責めているとこうなります。
つまり、相手が自分の好意を受け取ってくれないということは辛いことですが、その結果を持って自分に罰を与えすぎると
「自分は相手の喜びになれないんだな」
と感じるようになって、更にやらかしてしまう、ということですね。
だから、自分を責めるなんてことはしなくていいのですよ。
あなたはきっと幸せになれるのです
とかく忍耐女子・愛したい女子さんに多い傾向がありますが、自分なりに愛して、相手が喜んでくれないことで、ひどい感情を感じる人がいます。
本当に完璧な愛し方を自分に求めるがごとく、キチンと相手を喜ばせたいと思われているわけです。
だから、1つのすれ違い、1つの別れで、激しいダメージを感じる。
もう複雑骨折じゃないかと思えるほどの痛みを感じることもあるかもしれませんしね。
自分を信じられなくなることもあるし、今まであった「自信」がなくなってしまうこともあるでしょう。
自分の好意を受け取ってもらえないことで感じる痛み以上の、痛み・不安・怖れを感じることになるんです。
こうなると「もう私なんて・・・」と思っちゃうかもしれません。不安で不安で仕方がなくなってしまうかもしれませんね。
でもね、そんなことないんですよ。
こういった方ほど、ちゃんと愛せる人なんです。
辛いときにはまるで消化剤のような言葉に聞こえるかもしれませんけど、しかし、あなたにはちゃんと愛があるんです。
そしてその愛情は今
もずっと、あなたの心の中に存在しているものです。
問題は、自分の愛情や好意を受け取ってもらえないことで感じる激しいダメージや、そこで起きる自己否定なんですよね。
どうしてそこまで痛烈に自分を責めるのか、否定するのか、なのです。
この状態で未来のこと、これからの結婚のことを考えるから、将来が不安だらけに感じるし、もう二度と結婚できない?恋愛できない?と感じちゃうんです。
この理由も明日書きたいと思いますけども、繰り返しになりますが、こういった経験をされた方は、やはり「ちゃんと愛せる人」が多いです。
幸せなパートナーシップを培う力がある人は多い、それが真実なのですよ。
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