やる気がほしい時、取り戻すコツは?
「なんだかうまくいかないことが続くな。
でも今のまま気持ちが沈むのもいやだな。
もっと意欲を持っていた意志、やる気や元気を感じられるようになりたいな。」
そう思うことってないでしょうか?
なかなかその気にならない自分にがっかりしてしまったり、やる気がでないことでうんざりして、ときには言い訳を考えてしまうことってないでしょうか?
*
最近、僕の弟弟子でもある桑野量カウンセラーが、僕の話を(勝手に?)書いてくれたので、その話の一部を少し引用しますけれど
僕も確かに、仕事の日程がギュウギュウに詰まっていたり、やたら連続で「締切」という偉大なる言葉によって「はよ、はよ!(早く早く!の意)」と追いたてられていたり、予定帳に文字がびっしり!となっているときがあります。
そんなときは基本「気づかないふり」をします(笑)
もとい、「今できることをする!」をいつも実践していますよ。
が、スケジュール入力するときに、たまーにやられちゃうんですよ(笑)
こう、予定を入力するたびに、その様子が嬉しくもあるんですけど
徐々に「うわぁ〜休みないやん」と、やる気や意欲を失いそうになることがたまにあるのです。(失わないけどね)
そんなときほど、僕の兄弟子でもあり師匠でもある人の「教え」を思い出します。
「プロの仕事ってさ、高速道路に乗ったら、基本アクセル踏み続けるようなものだよ。一般道を走って信号待ちをするようなものじゃないよ。そのために何をするかだよ。」
今でもよく思い出しますし、本当に大切なことだなと思います。
やる気や意欲を取り戻すには「目的」「ヴィジョン」が必要
僕たちのやる気を継続させる心理要素は
「不安・怖れ」か
「目的・ヴィジョン」なのです。
今のままではやばいから、今が不安だから突っ走るという動機と
自分がたどり着きたい「目的・ヴィジョン」のために進むという動機。
どこか自分が信じられなくなったり、人や周囲の目を気にしすぎて自意識が強まっていると、つい不安や恐れを動機にしやすくなるものなんです。
それが悪いわけじゃないのですが、不安や恐れを選ぶと「自分を追い込むモード」になるんですね。
短期的にはやる気がすごく出るのですが、次第に、やる気や元気、意欲もなかなか継続しなくなっていきます。
いわば燃え尽きに近づいていくんですよね。
だから、自分の目的、ヴィジョンは持っているにこしたことはありません。
たとえそれが今すぐには実現不可能なものであっても、主体的な目的・ヴィジョンは持っていたほうが自分のやる気や意欲をキープできますよ。
やる気は考えるだけでは取り戻せない
さて、カウンセリングでよく
「やる気が出る考え方ってないですか?」
というご質問をお受けすることがあります。
ただ、その答えって実は「ない」と僕は考えています。
そもそも「考えてやる気を出す方法」ってないと僕は思っています。
やる気・意欲を出すには
「目的・ヴィジョン」と「自分の意思と行動」「環境整備」が必要なのです。
また、着実にやる気を出すには「目的のスモールステップ化」が必要になるだけなのです。
だから、いくら「やる気を出す考え方」を考えてもやる気は出ないものです。
これは僕たちの体内で起きる現象からもそう言えるのではないか、と僕は学んでおりまする。
だから、どうしてもやる気や意欲がほしければ
ぶっちゃけた話「余計なことは何も考えないこと」なんです(笑)
「やる気出さなきゃ!」と思う時点で、やる気なんてないんです。
それは勉強しない子供に「やる気になれ!」と伝えても、なかなかうまくいかないことに似ていると思います。
しかし、子供に勉強する目的・ヴィジョンや、それを行いやすい環境整備やサポートをすれば、自ずと人はやる気になるものだと僕は思います。
そもそもやる気になる方法って
「やる気になること」ではなくて、「その気」になることですよ。
自分が「その気」になるにはどうすりゃいいのかを知り、実践してみてほしいのです。
気分・感情を整えることはとても重要
ただ、やる気や意欲を出すための気分の整え方は存在すると思います。
これはいわば「心の環境整備」という意味です。
自分がいい気分を感じ、リラックスできていると、やる気や意欲を取り戻しやすくなります。
だから、恋愛でも仕事でも婚活でも
「やる気が出ないなー」と思うことでいい気分ではない時間過ごすなら
「目的」や「なりたい自分」を考える時間を増やすほうが、いい効果があります。
また、少なからずやる気のない自分を責めたり罰しても、やる気は感じられないと思いますよ。
だから、自分を責めない、罰しないということはとても大切なことだと思います。
特に自分に厳しい方ほどぜひ自分を大切に扱うことも考えてみてくださいね。
本当の幸せを見つめる・見つけるカウンセリングが人気!
心理カウンセラー浅野寿和のカウンセリングのご利用方法はこちら。