カウンセリングサービス・心理カウンセラー浅野寿和です。
いつもありがとうございます。
さて、このたび株式会社インプレスさま主催のZOOMセミナー(ウェビナー形式)を開催することになりましたのでお知らせします。
今回のZOOMセミナーのテーマは「オンラインコミュニケーション入門講座 オンライン会議をうまく乗り切るために…そのメカニズムと解決法を心理学で理解する」
・在宅勤務、リモートワーク、テレカン等を実施するビジネスパーソンのみなさん。
・オンライン会議に「心理的不安」や「疲れ」などを感じている方。
・もっと上手にオンライン会議に参加したり、効果的に実施したいと考えている方。
皆さんにむけて、オンラインコミュニケーション独特の心理と、円滑なコミュニケーション方法についてのセミナーです。なお、私が直接皆さんのご質問にお答えするQ&Aセッションの時間もございます。
セミナー申込み・詳細・注意事項:株式会社インプレスさまのサイトへ
本セミナーは一般の方もご参加いただけます。僕のクライエントさまはもちろん、ブログの読者さまもももちろんご参加いただけますよ。
ご興味がありましたらこちらのページをご確認いただき、ご参加ください。
リモートワーク・会議のオンライン化はもはや手放せないもの?
さて、新型コロナ禍を契機に、一気に「リモートワーク」の導入が進んだ感がありますね。
従来の電話、メール、チャットなどのコミュニケーションツールに加えて、ウェブカメラを通じたオンラインコミュニケーションが盛んに行われています。
ふとニュースを見れば、リモートワークだから東京に住む必要はなくなった、と地元や地方に移住される方の話を多く耳にします。
今後、オンラインコミュニケーションは私たちがお互いの顔を見て情報伝達する上で解決し難い要素として存在した「物理的距離」をゼロにしてしまう可能性がありそうです。
個人的な率直な意見を申し上げれば、「もう元には戻れないかもしれない」です。
先日もふと、こんな事を考えておりました。
「そういえば今やケータイではなくスマホになっているけれど、メールやSNSがないだけでなく、携帯電話もなかった時代、どのように過ごしていたのだろう?本当に思い出せない。かといっていつも公衆電話ボックスに駆け込んでいたかというと、そうでもない。一体どうやってコミュニケーションしていたんだろう。」
本当に大きな変化が起きたとき、僕たちの感覚はザッと塗り替えられて、以前の生活や日常を思い出せなくなってしまうことってあるのかもしれませんよね。
コロナ禍を契機とした、ウェブカメラを通じたオンラインコミュニケーションの利用拡大は、電話、チャット、メールとは全く違ったビジネス上のコミュニケーションに革命を起こしたと言えるかもしれません。
とはいえ、やはり対面コミュニケーションでしかなし得ないことがあります。それは間違いのないことです。
私の場合なら、どれだけオンライン化が進んでも対面式のカウンセリングをなくすことはありません。人が持つ体触覚を通じて得られる情報、そして安心感は、人とふれあう、つながるために欠かせないものですからね。
やはり、対面とオンライン、どちらのコミュニケーションをどのように、どの場面で選択し、どう上手に使いこなすかが重要ではないでしょうか。
オンライン化は時間の使い方を変えた
さて、私も今年3月からオンラインカウンセリングを導入させていただいており、ありがたことに多数のカウンセリングご依頼をいただいております。いつもご利用ありがとうございます。
カウンセリングのオンライン化によって、ご利用者の皆さまにもメリットあったかと思いますが、今日は僕にとってのメリットについて少しお話したいと思います。
僕にとっての最大のメリットは、遠方の方のお顔を拝見できること、そして、移動時間の大幅な削減です。
特になかなか日中にカウンセリングルームに起こしいただけない事情のある方、遠方の方、海外在住の方とお話できるようになったことで、より心のサポートさせていただける範囲が広がったように感じています。
さらに多くの方に対して「より良い日常」のためのお手伝いをさせていただける、その喜びを日々実感しています。
また、オンライン化によって移動時間をカットできたことで、ブログなどの原稿の執筆、カウンセリングの勉強・研究にも多くの時間を費やせますし、新しいアイデアを考える時間も以前にも増してとれるようになっています。
もちろん家族と過ごす時間、家事をこなす時間も増えて嬉しいのですが、僕にとっての最大の恩恵は「仕事の質を向上させる時間」をより多く取れたことだと感じています。
オンラインのメリット・デメリットを理解する
このようにコミュニケーションのオンライン化は多大なメリットをもたらすものだと私は考えています。
ただ、どのような物事にもプラス面とマイナス面があるように、オンライン化のデメリットも存在するものです。
このデメリットにどう対応し、どう向き合うかは、オンラインコミュニケーションの質やその内容を決めることになるでしょう。
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※このデメリットの話は、私がInternetWatchさま(株式会社インプレス)に寄せたコラムの中にも一部書いておりますので、よければご覧ください。
「オンライン疲れ」はなぜ起きる? 心理カウンセラーはこう考える
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すでに私は日常のカウンセリング・セミナー活動の中でオンラインコミュニケーションを頻繁に行っております。
その経験からもオンラインコミュニケーションのデメリットは、聞き手、話し手双方に大きな影響をもたらすものだと認識しています。
一見すると「情報が伝わっている」と感じやすいものですが、意外とそうともいい切れないと、思うのです。
特に怖いのが「伝わったつもり」ではないでしょうか。
もちろん人が伝えたい情報がいつも完全な形で伝わるとは限りません。ただ、伝わっている前提で話すと、相手に本当に伝えるべきことが伝わらない事が多いものだと私は痛感しています。
また、オンラインコミュニケーションはとかく「疲れる」と言われることが多いですよね。実際に体験した方はお分かりでしょうが、なぜかどっと疲れることが多く集中力が続かないと感じたことはないでしょうか。
さらに言えば、オンラインだと不安になったり、ついビデオオフにしてしまいたくなる、という方もいるかもしれませんし、ビデオオフの相手にどう話せばいいのだと悩まれている方もいるかも知れません。
これらは対面コミュニケーションには存在しなかった、オンラインコミュニケーション独特の要素なのです。
では、どうしてオンラインコミュニケーションは疲れるのでしょうか。
伝えたつもりが、なんだか伝わらない、という感覚が生じるのでしょうか。
つい、オンラインは苦手だな、不安だな、と感じやすいでしょうか。
なぜ「オンラインだから」そのようなことが起きるでしょうか。
そこに潜む心理とはどんなものなのかを、今回のセミナーでいくつかご紹介します。
それはどこか、遠距離恋愛と普通の恋愛にはやはり違いがあり、同じスタンスで行うとうまくいかなくなることが多いことと似ているのではないでしょうか。
人が関わるにしても、遠隔と対面では異なる心理状態になることをご紹介し、それに合わせたコミュニケーションスタイルのあり方をご提案しようと考えています。
今回は、僕が普段ご提供しているカウンセリングやセミナーとは一味違う、ビジネスセミナーです。
ご興味がありましたらぜひご参加ください。
オンライン会議をうまく乗り切るために…そのメカニズムと解決法を心理学で理解する
開催日時: 2020年10月27日(火)18:00-20:00
会場:オンライン開催(Zoom ウェビナー形式)
主催: 株式会社インプレスさま
参加対象
・在宅勤務、リモートワーク、テレカン等を実施するビジネスパーソン全般。
・オンライン会議に「心理的不安」や「疲れ」などを感じている方。
・もっと上手にオンライン会議に参加したり、効果的に実施したいと考えている方。
受講料
早割:1,650円(税込)※2020年10月12日(月)までのお申し込み分
通常:2,200円(税込)
定員・300名(最少開講人数90名)
※応募者多数となりました場合には、受講いただけない場合がございます。予めご了承ください。
※本セミナーについてカウンセリングサービス・神戸メンタルサービスにお問い合わせいただいてもお答え致しかねます。お問い合わせ等は株式会社インプレスさまへお願いいたします。
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