名古屋の父もとい、浅野さんに質問
ハードワークの彼が仕事の話をしてきたら、話を広げてもいいものですが?
私、彼と同業に近いので仕事内容が分かります。
男の人って口数少ないので「A」という内容に私から色々聞きだして「A~C]まで話を広げてもいいもの?
色々聞きだすって、男性にとったらメンドクサイ?話に対して女性からアドバイスされるのは嫌なのは分かります。
あと、ハードワークの彼の仕事の大変さ、愚痴を聞いているとき
彼に同調するプラス、彼を誉めるって効果的なんですか?
よく男の人は認められたいとか褒められたい生き物と心理学で聞きます。
ハードワークで疲れ切っている男性に称賛って、逆にマイナスなんですかね?
ハードワークする男性の心理、気になるところです。
そして、浅野さんの最近のカウンセリングで思うのですが、何で彼の気持ちが分かるんですか?私のモチベーションを上げてくてれるためなのか?嬉しいから良いことなんですけど。浅野さんの頭のなかで見えちゃうんですかね?
今までの心理分析と経験をもとにしているとは言え、ハードワークの彼・お酒と食が生きがいで・お酒飲めば〆のラーメンまで食べるでしょって言い当てられたら、浅野さんカウンセラーじゃなくて占い師でしょって言いたくなりますが笑
東の銀座の母なら、西の名古屋の父ですね。
(Tさん ※一部、個人情報の部分は編集させていただきました)
はい、いつの間にか名古屋の父と呼ばれるようになるまで出世?しましたねぇ(笑)
ありがたいことです。
ちなみに「占い師さんみたい」って言われるのは初めてじゃありませんが、なんだかそう見えるそうですねー。
ちなみに僕は見えないものが見えているわけじゃないですよ、決して。普通の視力しか持っていません。
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さて、ハードワークしている男性にアドバイスや話を聞き出すことが有効に働くか・・・。
一言で言えばケースバイケースですね(笑)
あ、答えになってないですか、これでは・。
でもまぁ、あなたと彼のコンディションにもよると思うんですよ。
彼の状態も良くて、お互いの関係性がうまくいっているなら、相手の話に興味を持って聞き出してもいいし、アドバイスも悪くないし(相手をやたら下げなければ)「そっかー」と話を聞いておくだけでほとんど問題も起きないでしょう。
また、超口下手な男性の場合、自分から話せないので「こちらから色々と質問してみる」はアリです。
が、彼が疲れ果てていたり、実は悩みを抱えているけど言い出せない、なんて状態の場合は「うんうん」話を聞いてみたり、相手を(しれっと)褒めることが有効に働きます。
どこか気を使って話を広げるより、相手の話したいことを話してもらうほうが得策ですね。
いろいろ話を聞き出すより「いつでも聞くよー」のスタンスがいい感じでしょうか。ま、これを続けるのもしんどいので、もちろんあなたの心のガス抜きも大切ですよ。
また、話を聞くからと言って何もしないってことではなく、普通の日常生活での関わりは持っていていいと思いますよ。相手が疲れ果ててウンザリしていない限りは。
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そういえばちょっと話は横にそれますが・・・
最近、Tさんとは違う、別の方からもあるご質問をいただいていて。
「私も彼の気持ちを考えず自分の不安ばかり相手にぶつけちゃって。
彼との関係で相当やりあってしまって、私から「なんで愛してくれないの?」と突っかかりすぎました。
すると、今は彼に連絡をするだけで『怖い』『もう関わらないでほしい』と彼から言われちゃったんですが、どうしたらいいですか?
彼を褒めても、こちらの事情を伝えても彼は一向に拒絶ばかりです。」
なんてお話があるんですが、この場合は「一旦関係を区切る」が正解に近いと思うんですよ。
まぁ一度、この関係を完了させて、手放す方向に向かった方がいいんですね。
男性が女性にあまりにネガティヴなイメージを持ちすぎているときは、関われば関わるほどダメになるといいますか、ネガティヴな「拒絶」がやってくるので。
一旦完了させて、自分のために時間を使う方が良いことも多いんです。
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・・・話を戻しますが
おそらくTさんのお話も、別の方からいただいたご質問も
「相手にどう関わったらいいの?」
なんですけどね。
こんな時の基本的な考え方は「あなたがいい気分の時に考えられるであろう、相手を思う関わり方」であれば、なんだってうまくいく可能性が高いんです。
ポジティブエナジャイザーって言葉がありますけどね。どこかあなたがその人のそばにいるだけで元気になれる、そんな人っていますよね?
究極、あなたがそうなれればまぁ関係性はいい感じになることが多いです。
逆に、自分の不安、自分の痛み、自分の怖れ、を我慢していると、相手もそのエネルギーを感じますし。
不安や痛み、怖れが強いときほど「正解」を求めますし、自分らしさより、何が正しいのか?を考えるものですよ。ネガティブな着想になるんですね。
このネガティヴな着想、何かを生み出す時、ビジネスなどでは役に立つんですが、パートナーシップでは「問題解決」→「お互いのアラ探し」になってしまって更に信頼関係を崩すこともありえます。
実際、私の中の問題解決方法・正しさを相手に伝えたところで、相手は受け止めるか拒絶するしかないわけですから、相手の状態がネガディブにふれているときは負担になるんですよね・・・。
また、こちらが不安や痛みから探そうとする「正解」の行動を取ったとしても、自分の不安も痛みも消えない・・・という罠も待っています。
だから正しさではなく、愛情を伝えるがいい感じなんです。
例えば
「私がすごく不安が強い人。だから彼がどう思っているかいつも気になる。
なので、いつも頑張って彼のことを心配し、彼の顔色をうかがっていつも「大丈夫?」を気を使っているし、彼が喜ぶことをしようと思っている」
これ、悪くないんですよ。気遣いも間違ってないんです。
ただそこにある心のベクトルはどっちに向いているかというと・・・私なんです。私の不安。この不安から不安を解決しようと思うから気遣っているんですね。
一方で
「私は私でいいって思えるようになった。だから彼がどう思っているかより、今は、私の愛情に自信が持てる。彼のことをここまで愛せるのは私しかいない、と本当に思えちゃう。
だから、彼のために一生懸命になれるし、彼がつらそうなときは「大丈夫だよ、私がいるし。いつでも話を聞くよ、辛い時は一緒に頑張ろう!」と言えるようになった。」
こうなると相手のことを無理なく想えていますよね。
そこにある空気感も軽くなるし、あなたの気持ちはいい感じのままですよね。
彼の気持ちにあなたの気持ちが左右されない、みたいな状態になりますから、まぁある程度相手の気持から外れた行動をとっても、そんな妙なことは起きませんね。
そして何よりあなたが傷つかない、凹まないようになるんです。
だから僕がこのブログで「あなたのケアは大事ですよー」と何度も書いているのはそのためなんです。
もちろん、あなたに癒やすべき問題がありますよという意味ではなく、あなたが楽になってください、という意味ですよ。
自分を癒すことを通じてパートナーに良いエネルギーを与えていきましょう。だって彼のパートナーはあなたなのですから、って感じです。
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以前にも書きましたが、普段の対人関係ならいざしらず、パートナーなど近しい人との関係で相手に伝わるものは「行動」だけじゃないんですよ。
そこにある「気持ち・感情」なんです。
だから、パートナーとの関係をより良くしようと思った時、最初に眺めるべきは「私の表情」なんです。その後で彼のこと。
どれだけあなたがごきげんでいるか、本来素晴らしい価値のある自分を、どれだけ感じ、凛と誇れるか、はものすごく大きなテーマですね。
自分を凛と誇れる私の中には「相手や二人の関係に対する不満・不安」は、あまり出てこないものですからね。
こうなれば「相手に何をしてもあなたの気持ちの根っこ伝わる=信頼し合える」わけです。
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今までの心理分析と経験をもとにしているとは言え、ハードワークの彼・お酒と食が生きがいで・お酒飲めば〆のラーメンまで食べるでしょって言い当てられたら、浅野さんカウンセラーじゃなくて占い師でしょって言いたくなりますが笑
んーこれねぇ、やっぱり心理分析というか、経験からくるものなんです(笑)
マジで答えてどうするよ、自分でも思っちゃうんですが、僕らしくバカ正直にお答えすると(笑)
クライエントさんのお話と、心理分析、心の流れを見つめると何となく出てくることなんですねぇ。
また、当たり前ですが、なんでも分かっているわけじゃありません。
もちろん、クライエントさまのお話を聞かずに何かが分かるってことはありえませんしね。
ただ、例えば、ベテラン営業マンさんホテルマンさん、人と向き合って関わるお仕事をされている方も同じじゃないかな、と思います。だからどこか職人的な要素なんだろうなぁ、と思っています。
もし僕が1年以上カウンセリングを休んだら、これ、できなくなると思うんですねー。それぐらい慣れ、感覚のものでもあると思うんです。
まま、Tさんにはお話しましたけど、いつかどこかの駅前にブースだして「あなたの彼の気持ちお見せしまっせ~」と売りだしてみましょうかねぇ?
もとい、・・・恋愛のこと・ご夫婦のことで気になることがありましたら、どうぞ鶴舞のカウンセリングルームに皆さんお越しください、どうぞお越しくださいね!(笑)
僕もさらに腕磨きして「あんた何者?」と呼ばれるぐらいにまでなりたいものだと思っています(笑)
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