まず最初に今回の記事はまったくもって心理学や癒しとは関係の無い記事であることを宣言させていただく。
という書き出しで始まるのが恒例の、非常に不定期過ぎて書いている本人も忘れてしまう「アサノのコラム」を、また久々に書こうと思い立ったのであります。6月以来書いていないというのもなんなのか?と思う部分もあるが、そのへんは気にしないで書き進めようと思う。
もちろんデフォルメされた演出もありますが、そのあたりはご了承の上、よろしければお付き合いください。
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今日、11月1日は名古屋面談カウンセリングルームオープンの日である。
これはこちらサイドの話であるが、ルームオープンにあたり私を含め名古屋所属のカウンセラーにとっては本当に感慨深い出来事なのである。
そもそも私がカウンセリングを受け、同時期に心理学を学び始めたとき、名古屋にはルームはおろか母体である神戸メンタルサービスの各種ワークショップ・スクールもなかった。なので私は(私だけでなく中部地区の人たちは)大阪や東京に通いつめるしかなかったのである。
私の場合、まるで関西在住の人間か?と誤解されるほど(喋る言葉が関西よりなので実際にある人に誤解されていた経緯がある・・・)大阪に毎月通いつめ、癒しの現場を何度も何度もみることで心理学を体感し学んできた。なので大阪にはいろいろと縁(因縁?)があるのである。
では、その当時の名古屋には何があったのか?
実は何もなかった・・・のではない。
敬愛する先輩である根本・原、両トレーナーがリードしてくださっていた。大阪から足繁く名古屋に通い、カウンセリングサービス心理学ワークショップや様々なイベントを行っていたのである。まだ名古屋に所属カウンセラーがひとりもいない時代から。
まだその当時の私は名古屋ではなく大阪にいたのである。
そして池尾カウンセラーが名古屋初のカウンセラーとなり、そのあとを私が追いかけた。生まれ育った東海地区、そのシンボルでもある名古屋に骨を埋めることにしたのが現実である。
やはりこのルームオープンは私たち名古屋所属カウンセラーだけでなく、諸先輩方やそれを支えてくださっ方々が諦めずコツコツと蒔いていただいた癒しの種の結晶だと思っている。
そう思うと、個人的にとても大きなものを感じざるを得ないのである。
■さて、そんな感激するべき出来事が起こっているにもかかわらず、私が悩んでいることがある。
それは何か?
・・・先に言っておくが非常にくだらないことであるので一切の期待は不要である。
みなさんは、近鉄をご存知だろうか?
大阪・奈良・京都・三重・愛知を突き抜けるでっかい私鉄である。関東でいえば東武レベルのでっかい私鉄。
私はいろいろな場所に引越してきたのであるが、何故か?この近鉄に癒着しているようで、学生時代から一人暮らし、新婚時代、そして現在まで、県を変えて引越しをしても、ずーっと近鉄沿線に住んでいる。
これはカルマか?と疑わねばならないレベルである。
それはさておき。
この近鉄は近畿日本鉄道であるからして、本社は大阪にある。いくら名古屋に乗り入れているといっても、あくまで関西エリアの私鉄なのである。
よって、乗車時に使えるICカードは、Pitapa(関西の私鉄に乗れるカード)とIcoca(JR西日本)だけなのである。いくら愛知県でToicaエリアだといっても、Toicaは使えない。無論、Suicaも使えない。
これがこの11月1日から問題を作ったのである。
■これは近鉄名古屋駅をご存知の方しかわからないネタなのであるが、近鉄名古屋駅には4つ改札があり、そのうち一つは名鉄(名古屋鉄道)連絡改札、もう一つがJR連絡改札である。
この度新しくできたルームの最寄駅は「鶴舞駅」。JRと地下鉄が乗り入れている。
なので私は近鉄を使い、さらにJRに乗り換えるために近鉄名古屋駅のJR連絡改札をいつも使用していた。
その際、手持ちのPitapaとSuicaを使い乗車していた。
(なぜToicaではなくSuicaなのか?というとモバイルToicaがない+東京出張時に東急バスに乗るために便利だからである。)
まぁとにかく今までは2枚のICで改札は問題なく通れていたのである。
にもかからわず、である。
この11月1日というめでたい日から、つまり今から(笑)JR連絡改札の改修で
今後「IC2枚タッチでの乗り換えはできません!」ときたもんだ。
つまり、JRか近鉄、どちらかの切符+どちらかのICカードでないと連絡改札は使えません。
それが嫌でIC2枚で乗りたいなら近鉄の改札を出てぐるりと歩いてJRに乗り換てちょーだい!ときたもんだ(笑)
それはあまりに理不尽・・・もとい、不便なのである。
まずJR切符。これを買うにも時間がかかるのである。これではSuicaにチャージした意味がないし、急ぎの時は困るのである。
そして近鉄はPitapaの利用割引が欲しいので、切符は嫌なのである!
何より改札を出てJRまでって、急いでいるときはとても困るのである。目の前に改札があるのにどうしてぐるりと回らねばならない?
そこで感じる、そこはかとない敗北感がどうしても嫌なのである!
こうなっては仕方ない。Pitapa割引は横に置いたとしても、どうしてもその改札をICのみで通りたい!と、もう意地になっているのである(笑)
そこで私は先日、駅員さんに「何かいい方法はないですか?」と、聞いてみたのである。
すると、彼の答えはこうあった。
「何ともなりません」
そ、そうですか・・・。
・・・・・・・・・。
あまりに即答だったので何も反応できなかった自分が若干悔しかっただけである。
■しかし意地になっている手前、絶対にあの改札を通りたい!と駄々をこねる子供のようにひとしきり考え込んでいると、あることを思いついたのである。
JRと近鉄、共通に使えるカードがあればいいのでは?と思いついた。
つまり「Icoca」である。JR西日本のカードならいけるのでは?
その旨を駅員さんに聞いてみると、「ええ、Icocaなら1枚ですから改札を通れますよ!」
おお!これしかない!とすぐそうしよう!と思ったのであるが。
そういえば・・・ここは名古屋である。
もちろん私はIcocaを持っていない。
しかもIcocaにはスマートIcocaはあるが、モバイルIcocaないときた。
そしてここはToicaエリアでIcocaは買えないのである・・・。
ということは・・・。
この近鉄名古屋駅の連絡改札をICカードで超えるには、一度関西に出向いてIcocaを買わないとムリ!ということ?
何だか涙が出てきた。
いつも通りなれた目前の連絡改札が、とてつもなく険しい峠、もしくはくるものを拒絶する剱岳の岸壁に見えてきたのである・・・。
ということで近鉄名古屋駅からJR連絡で、かつICカードを使ってこられる皆様。ご注意ください。もしくは一度関西に行ってきてから名古屋に来てくださいませ(笑)
ま、切符を買えば問題なんてないんですけどね・・・。
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