私を放っておいて自分の交友関係を優先する彼にモヤモヤします
浅野先生に質問です。
(いつも浅野先生のブログに救われています)
同棲して半年の彼がいます。出会ったのは1年前、地方に住んでいた私と首都圏に住んでいた彼は、偶然、ある小さな街で出会いました。私が上京して現在に至ります。
親とも友達とも離れるから寂しい思いはさせないでほしいと私はいいました。そして彼は約束するといいました。
ですが、休日には実家に帰ったり、友達と遊んだり、草野球に行ったり、前持って予定を共有することもありません。
「私はひとりにされてないがしろにされている」という気持ちになってしまいます。私は親や友達に、気軽には会えないのに、親や友達と自由に会う彼に対して、嫉妬しているのかわかりません。
あんなに約束したのに、私がわがままなのか自分の交友関係を優先する彼氏が自分勝手なのかわかりません。
浅野先生にはどのように映りますか?
ご教示頂けますとモヤモヤとした気持ちから抜け出せそうです。
ネタ募集ネーム:ささななせさん
ささななせさん、ネタのご協力&いつもブログをご覧いただきありがとうございますm(_ _)m
ご質問読ませていただきました。
なるほど、切ないですねぇ。
もし可能であれば、あなただけでさみしさなどは抱え込まず、例えば信頼できる人に話すなど、自分を大切にする方法もお考えいただければ、と思いましたよ。
さて、今回のご質問は
「私を放っておいて自分の交友関係を優先する彼について、浅野の目にはどう映るか?」
という内容ですね。
では僕の意見を(今日はスマホで読むには適さないような長文になってしまいましたが(^^;)書かせていただきますね。
よろしければどうぞ〜。
彼女より自分の交友関係を優先する彼の心理

さて、まずは「彼女より自分の交友関係を優先する彼の心理」から。
この「彼女より交友関係を優先する彼の心理」をあえて一言でまとめれば
「自分の影響力がよく分かっていない」
となると思います。
ただし、これまた毎度のことながら一つに絞れる話ではないので、いくつかの可能性をお示ししたいと思います。
彼女より交友関係を優先する彼の心理1:寂しさ(感情)が苦手すぎる
これは「彼自身がさみしさを苦手にしすぎている」というケースです。
要は
「彼自身がさみしくなりたくないがゆえに(感情的になることが嫌すぎて)、自分次第で行動してしまう」
ってことなんですね。
*
人は感じたくない苦手な感情に対して様々な反応を見せるものなんです。
その中の一つに
「感じたくない感情を感じる場面から距離を取る」
という反応があります。
たとえば、バツが悪くなると距離を取りたくなる、怖くなると遠ざかりたくなる、など。
もし、彼が「さみしさ」を苦手にしているとしたら、こんなことが起こる可能性があります。
- 彼は「さみしさ」を抱えるとどれだけ辛いか、を(自分の感覚として)理解することができる。
- 一方、自分がさみしさを感じたくないので、さみしがっている人と距離を取りたくなる
この話を今回のご質問に当てはめて考えると
彼は
「彼女のさみしさは理解できるし、さみしくなんてさせたくはない。しかし、実際にさみしさを抱えた彼女とうまく関わることができない。」
なんて状態になっている可能性がありそうって話ですね。
彼から彼女に関わるということで、彼女のさみしさは和らぐかもしれない。
ですが
彼がさみしさや感情的になることが苦手で、自分から彼女に関わるという行動の効果や影響力が未だよく分かっていない
なんて感じでしょうかね。
彼女より交友関係を優先する彼の心理2:親密な関係が苦手
これは
「親密な関係を求める気持ちがありながら、しかし親密な関係から距離を取りたくなる」
という、一見すると「まさに意味不明」としか思えないパターンのことですね(^^;
これは「親密感への恐れ」から生じるものだと考えることができます。
ただし、この「親密感への恐れ」自体がめちゃくちゃわかりにくい概念なので、次の記事をご覧いただきなんとなくご理解いただけるといいのかな、と思っております。

誤解を恐れずカンタンに言えば
「親密な関係・関わり合う関係を持つことに対して怖れを抱く」のです。
なので、例えば
- 相手と距離を取りすぎる
- 相手と近い距離感で関わりすぎてしまう
- ある一定の親密さの先に進むことが嫌
- 男と女の関係になることが怖い
- 自分勝手に振る舞うことが増える
- 仕事や予定を優先させすぎてしまう
- 相手を受け入れしすぎてしまう
- こちらを受け入れてくれない人ばかり選んでしまう
- 相手に依存しすぎてしまう
- 盲目的に相手を好きになる
といったことが起こるんです。
これらは「適切な距離感で、対等にパートナーと関わる」という、親密感を感じられる状況とは逆のものばかりです。
よって、このような状態になるなら「深層心理で親密な関係を恐れているかもね」と考えることもできるです。
彼女より交友関係を優先する彼の心理3:相手の気持ちを推し量る意識があまりない
これは
「自分の言動が相手にどういった影響力を与えるかについて無頓着である」
なんてケースです。
・・・おいおい(^^;
ってツッコミが聞こえてきそうですが、まぁお恥ずかしながら僕もよく分かっていないことが多かったですよ(滝汗;)
このパターンは
- 自立がすごく強い人(いかに傷つかないかという意識が強い人)
- 今まで積極的に人との関係性を作らなくても問題がなかった人(自分次第で生きていても大きな問題が起きなかった人)
- 子供の頃からかまわれまくって育った人
- 恋愛経験が少ない人、恋愛や友人関係でのトラブルを起こさないようにしてきた人
などに見られる傾向がありますね。
恋愛や対人関係って「自分がどう思うか」も重要ですが
「自分の言動が相手にどう影響するか」
という部分も重要ですよね。
対人関係って「相手がどう捉えるか」を推し量ることが必要。
自分の思いだけ伝えていてもうまくはいきません。
ただ、「相手がどう捉えるか」という意識がうまく持てない人もいるのです。
ただ、それは経験不足、学んだことがない、という意味合いで、その人が悪いって話ではないと思うのですよ。
彼女より交友関係を優先する彼の心理4:男としての自信がない
また、いわゆる「男としての自信がない場合」も彼女との距離を置くことがありますね。
ここでの男としての自信がないとは、男らしくない、と言い換えるもできるのです。
が、そもそも男らしさってなんやねん、という話もあり、「〇〇らしさ」という曖昧な言葉ではなく、もう少し具体的にお示ししたほうがいいと思うのですよ。
よくあるケースとしては
- 経済力や健康面などに不安がある
- 男と女の関係になることに自信がない
- 男性的な包容力をパートナーに示すことへの抵抗
- 他の男性との競争意識や比較が強く、自分を肯定できていない
といった部分でしょうか。
これはパートナーである方が愛してあげるといい部分ではあるのです。
が、そもそも彼にとって最も隠したい部分でもあろうことから、なかなか開示しない人も多いでしょう。
よって、このような自信のなさを抱える分だけ、パートナーと無意識的に距離を取りたがるわけです。
彼女より交友関係を優先する彼の心理5:下手に距離を詰めるとウザがられると警戒している
これは「パートナーであっても下手に距離を詰めるとウザがられる」と警戒しているケースです。
恋愛や夫婦関係は誰よりも近い「他人との関係」です。
だから、最も近い位置に他人をおくことになるんです。
が、しかし
「いくら彼女でも(彼でも)下手に距離を詰めるとウザがられる」
と警戒している人も少なくないんです。
まぁ普通に社会の中で他人と関わるなら、それなりの距離感が必要になることも多いですが、恋愛や夫婦関係においては、距離を取るから揉める、ということが起きるのです。
要は
「嫌われるからパートナーに近づくのはやめておこうと思うと、なんでやねん!と余計に相手にキレられる」
というわけです。
これは「自分を与えても相手は喜ばないだろう」という、深層心理の「自分への疑い」から生じていることが多いですね。
彼女より交友関係を優先する彼の心理6:自分のことしか興味がない
これは「自分のことしか興味がない」「ただただ自由でいたい」というパターン。
多くの場合「自分が愛されていることや思うように行動することが当然だ」と思い込んでしまっている場合がそれにあたります。
何事もつい「それで普通」「してもらって当然」と考えてしまう人もいるようです。
ですが、まぁこの話に関してはあまり深く突っ込んでもねぇ、というね(^^;
この他にも理由は様々考えられますけれど、よくあるケースとしてはこのような部分でしょうか。
パートナーより交友関係を優先する彼との上手な関わり方
では、パートナーより交友関係を優先する彼との上手な関わり方についてご提案します。
彼との関係をより良いものにする「気持ちの伝え方」を取り入れる
まず、彼との関係をより良いものにする「気持ちの伝え方」を身につけ、取り入れていきましょう。
パートナーに求めたいことがあること。
パートナーに与えたいことがあること。
これはどちらが良い悪いと語れるものではなく、パートナーシップを構築するために必要なものです。
だから、一見わがままかな、と思っても、パートナーに対して伝えたいことがあるなら、きちんと誠実に伝えてみることです。
その際のポイントは「私は〇〇」という主語、私という言葉をつけること。
心理学ではこれを「アイ・メッセージ」と呼びます。
きちんと自分の意見であることを示して相手に伝えれば、相手が理解しやすくなることも多くなるんですよ。
ただし、自分(お互い)の意識が「加害者」もしくは「被害者」に振れすぎていると何を伝えてもあまりうまくはいきません。(※暴力など実害がある場合は除く)
例えば、自分だけが辛いと思うことで「自分の正当性」のようなものを感じることがあるでしょう。
ただ、それは結果的に「パートナーが間違い」という結論を導く原因になります。
その「正当性」を示した結果、手に入るものが、「幸せではない、対等ではない関係」であるなら、それは自分の幸せにつながるのでしょうか。
だから
「お互いが「加害者」でも「被害者」でもない意識でいられるように自分を整えてみてください」
と僕からご提案させていただくこともしばしばです。
お互いに「今感じている気持ちに間違いはない」という認識を持つ
次に、お互いに「今感じている気持ちに間違いはない」という認識を持つことがおすすめです。
人間、様々な気持ち、様々な考えを持つものです。
そこに善悪判断を持ち込むよりは、自分も相手も「今そう感じているんだ」と捉えることで、どのように話し合えばいいかが見えてくるものです。
お互い、今、感じていることを大切にして行くことも重要なプロセス。
だから、自分の気持ちを無理に変えようとしたり、相手の気持ちを変えようとしなくていいんです。
より具体的に自分の気持ちを伝えよう
また、自分の気持ちをどう伝えるかも重要なポイントです。
特に相手にわかるように、より具体的に相手に伝えることを考えてみてください。
例えば、相手に
「私に対しての思いが足りない」
「あなたのせいで寂しい思いばかりしている」
という表現はできれば使わないことです。
それは「あなたが相手を信頼していない」というメッセージを送ってしまうだけですからね。
その後で「こんなに愛しているのに」と伝えても、その本音は響かないのです。
例えば
「私はあなたと一緒に入られることが嬉しい。誰よりもそばにいると幸せを感じる。だから一緒にいる二人の時間が欲しいし、連絡をくれると嬉しい。」
そんなメッセージならまだ伝わりやすいはずなんですね。
そのようにして「二人のコミュニケーションや関係を充実させていく」が良い方法ではないでしょうか。
とはいえ、あなた自身がさみしく辛い思いを抱え続けないことも重要なことですよね。
そんなときは、信頼できる人に話をしてみる、関わってみる、などの方法もおすすめです。
今日は以上となります。
長くなっちゃいましたが、なにか参考にしていただければ幸いです。